スノーボード入門|ボーダーの必需品!プロテクターでケガ予防を万全に!

スノーボードを楽しむ際にプロテクターはしっかり身に着けていますか?


スキー同様、スノーボードも山の高い位置から雪面を滑り落ちるスポーツなので乗っているボードのコントロールが出来ないと自分の意志とは裏腹にどんどん滑り落ちていくだけです。


歩いたり走ったりする以上の速度が出るので危険ですよね?

また、ボードをコントロールできるようになったらなったで滑る速度も速くなるものです。


当然、コケたときの衝撃も大きくなります。

自分では気を付けていても、死角から不意に突っ込まれることだってあるかもしれません。



「万が一」が起きてしまったときに被害を最小限に抑えてくれるのがプロテクターです。

プロテクターの種類

プロテクターなしだとこうなっちゃうよ?


プロテクターは体の部位によっていくつかの種類があります。

 

ヘッドプロテクター

industy ヘッドプロテクター


出典:INDUSTY
 


一番重要な部位である頭を守ってくれるプロテクターです。


出来ることならヘルメット+プロテクターの組み合わせが一番安全ですが。。。

ヘルメットを被ることに抵抗がある方は、ヘッドプロテクターがおすすめです。



ご承知の通り、頭にある脳からの指令によって手足を動かしたり言葉を発したり出来るわけですよね。


頭を打ち付けたときに脳震盪(のうしんとう)程度で済めばいいですが、最悪の場合、寝たきりや半身不随になってしまう可能性だってあるわけです。

あくまでも可能性の話であって、そうそう起こりえることではないと思います。


しかし、その「万が一」がただの一度でさえ起こってしまえば今後の人生を左右します。

スキーやスノボをやる以上、誰にでも可能性はあることです。


自分の身は自分で守る!ということで、ヘルメットやヘッドプロテクターを着けるようにしましょう。
 

ボディプロテクター

鎧武者 ボディプロテクター


出典:鎧武者
 


上半身を守ってくれるプロテクターです。


スノーボードは下半身に比べて上半身のほうがケガをするリスクが高いんです。

滑っていてコケたときは雪面に上半身を打ち付けることが多いためです。



肩や肋骨など、上半身全体を守ってくれるありがたい存在ですね。

また、着ていると防寒にもなるので暖かいです。

鎧武者 ボディプロテクター(ベストタイプ)


出典:鎧武者
 


袖の無いベストタイプのプロテクターもあります。


より身軽に動きやすくなりますね。

エルボープロテクターを別で用意して使用する方におすすめです。

18-19 eb's SPINAL SHIELD


出典:楽天
 


衝撃吸収のパッドだけではなく硬いプラスチック素材で背骨を守ってくれるプロテクターもあります。

キッカーでぶっ飛んでバランスを崩して着地に失敗してしまい背中から落ちたりでもしたら・・・下手したら背骨を折ってしまうなんてことも。


背骨や脊椎も半身不随などの大ケガに直結する部位です。

キッカーやパークなどで楽しむ方にとっては必須アイテムではないでしょうか?

エルボープロテクター

鎧武者 エルボープロテクター


出典:鎧武者
 


肘を守ってくれるプロテクターです。

ボディプロテクターで肘部分も一緒に守ってくれるものもありますね。


バランスを崩したときに雪面にはまず手をつくと思うんですが、例えば逆エッジになって背中から落ちるときなど、不意に肘が出てしまうこともあります。


その時に肘を曲げている状態だと雪面に打ち付けたときの面積が狭く衝撃が分散されないため、場合によっては大ケガの可能性もあるので危険です。



そんなときにエルボープロテクターは重宝しますね。

 

リストプロテクター

industy リストプロテクター


出典:INDUSTY
 


手首を守ってくれるプロテクターです。


滑っていてバランスを崩したときなど、雪面に手をつくことも多く痛めやすいのが手首です。

しかもクセになりやすい部位でもあるので非常に厄介なんですよね~。


強く打ち付けることがなくても、何度も手をついていると痛くなってきたりもするんです。



日常生活においても手は非常によく使いますよね。

クセになっていると普段のちょっとしたことで痛みだしたりもするので注意が必要です。

 

ヒッププロテクター

鎧武者 ヒッププロテクター(ハーフタイプ)


出典:鎧武者
 


お尻を守るプロテクター、要はケツパッドです。


まずはこれ!といった感じですね。

ちょっとした休憩だったりバインディングの着脱など、雪面に座る機会は多いです。


プロテクターがあれば座ったときにお尻からの冷えを防ぐことができます。

特に女性や冷え性の方には必須ではないでしょうか?


ボディプロテクターもそうですが、そもそも着けていると暖かいので。


もちろん、滑っているときのプロテクト面からもおすすめです。

コケたときにお尻を強打するとかなり痛いんです。


経験しないと分からないかもしれませんが、悶絶ものです!(^^;

 

鎧武者 ヒッププロテクター(ロングタイプ)


出典:鎧武者
 


ロングパンツタイプもあります。

タイツにパッドが付いている感じなので、より暖かいですね。

 

industy プロテクションパンツ
industy プロテクションパンツ ヒップ保護の箇所
industy プロテクションパンツ 膝パット
industy プロテクションパンツ 膝パット固定可能





出典:INDUSTY
 


お尻部分だけでなく、ひざ部分も一緒に守ってくれるプロテクターもあります。

ロングパンツタイプは大抵あると思いますが、画像のようにハーフタイプでもひざ部分まであるものもあります。


ニープロテクターとして独立しているわけではないためズレ落ちる心配もないです。

 

ニープロテクター

鎧武者 ニープロテクター


出典:鎧武者
 


ひざを守るプロテクターです。


お尻と同様に、雪面にひざをつくときでも冷たく感じることが少ないです。

パークなどに入らずに滑りを楽しむだけならひざ部分も一緒に守ってくれるヒッププロテクターで十分な気もします。


パークやキッカーなど、よりアクティブに楽しみたいなら必須ではないでしょうか?

特にレールやボックスなどのアイテムにひざをぶつけるとかなり痛いです。



しっかりと準備をしてから楽しみましょう。

 

パッド素材


プロテクターとして使用されているパッドの種類も色々とあります。

単純に耐衝撃用のウレタン素材などであればパッド部分を厚くするほど防護力は上がりますが、動きづらくなってしまいます。



そこでおすすめなのが『D3O』や『PORON XRD』というパッド素材です。

これは衝撃の大きさによって硬さが変化する素材です。 


簡単に説明すると、通常時は柔軟で身体の動きを妨げないんですが強い衝撃を受けると同時に分子が結合して硬くなり衝撃を吸収、分散してくれます。

そして衝撃が無くなればまた元の柔軟な状態に戻ります。



スノボに限らず登山や自転車、バイク用などでも使用されている素材です。


 昔話になりますが、スノボを始めた当初はノーブランドの安いヒッププロテクターを使用していたんです。

パッドが薄いウレタン素材で、取り外しができるタイプだったのでホームセンターで似たような素材を購入してパッド部分に詰め込んで厚くして使用していました。


当然、動きづらくなるし違和感もある、そして蒸れます。

その上、ろくに滑れずコケる回数も多かったこともあり、耐えられずにすぐにちゃんとしたプロテクターを購入しました。(^^;



『D3O』や『PORON XRD』を使用したプロテクターはそれなりに高価なんですが、数年で買い替えるようなものでもないので長いスパンで考えれば一番のおすすめです。

 

フィット感はどうか?


既にご承知とは思いますが、プロテクターはパッド部分がしっかりとその部位にフィットするようにしなければ意味がありません。

エルボー、ニープロテクターはベルトクローズなどでしっかりとその部位に固定できれば大丈夫だとは思いますが、サポーターのようにゴムで締め付けているだけだと激しく動き回ればどうしてもズレてきてしまいます。


また、肘やひざ部分まで一緒に守ってくれるボディ、ヒッププロテクターは大きいサイズだとその部位にパッドがフィットしないので意味がなくなってしまいます。

骨格などは個人差があるので、出来る限り試着をしてご自身でフィット感や動きやすさを確認することをおすすめします。



試着が無理な場合はサイズ表でしっかりと確認をしてちゃんとその部位にパッドがフィットするものを選ぶようにしましょう。

 

まとめ


プロテクターがあれば全てのケガを防げるわけではありません。

しかし、プロテクターを着けることによって防げるケガもあるでしょうし、多少なりとも心に余裕も生まれると思うんです。


車の保険と同じように、何もなければそれでいいんです。。。が、何かあったときのための備えはしておいて損はありませんよね。



プロテクターも安価なものから高価なものまでピンキリです。


防護力を重視すればそれだけ重量も重くなり動きづらくもなります。

だからといって防護力の低いプロテクターでキッカーやパークに突入するのは無謀ですよね?


防護力と動きやすさは相反するのでバランスが難しいですが、何かあったときに後悔しないようケチらずにご自身のスタイルに合わせたプロテクターをチョイスするようにしましょう。




 

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