バーベキューやデイキャンプなどの日帰りのアウトドアでタープって使用していますか?
設営が面倒、荷物になる。。。そのような理由から敬遠されている方って、実は意外に多いんじゃないのかなって思います。
自分もそうでした。(^^;
タープを使用する前までは無いのが当たり前なので特に不満もありません。
しかし、一度使用してみると感じるメリットは大きいですよ!
タープのことをもっと詳しく!
タープにも様々な種類があり、その特徴も異なります。
ひとつずつ見ていきましょう!
タープの種類
大きく4つに分類できます。
ヘキサタイプ・ウイングタイプ
出典:Amazon
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- 支柱となるポール2本で設営するタイプ
- ポールの角度や位置を変えたり本数を増やして張り方の工夫ができる
- 風に強く通気性、開放感がある
- シンプルなので収納性が良く設営も比較的簡単
- 雨の吹き付けに弱い
- ポール少ないので有効面積が狭い
スクエア(レクタ)タイプ
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- 支柱となるポールが6本で設営するタイプ
- こちらもヘキサタイプ、ウイングタイプと同様に張り方の工夫ができる
- 風に弱いが高さがあるので、より通気性、開放感がある
- ポールの本数が多い分、重量は重く収納性に欠ける
- 雨の吹き付けに弱い
- 有効面積が広く大人数向き
ワンタッチタイプ
出典:Amazon
- 設営が簡単で初心者にも扱いやすい
- 風に弱いが高さがあり通気性、開放感がある
- フレーム一体型で重量が重く収納性に欠ける
スクリーンタイプ
出典:Amazon
- サイドまで覆われている形状のタイプ
- 居住性と防虫性が高いが開放感は劣る
- 多少の天候変化に左右されない
- 設営に時間がかかる
支柱となるポールとは別にロープを固定する杭のことを『ペグ』といいます。
付属しているペグは強度が無く地面に打ち込むときに曲がってしまうこともあります。
付属している全てのペグに当てはまるわけではありませんが、予備知識として覚えておきましょう。
生地について
生地にもいろいろと特徴があるのでご紹介していきます。
耐水圧って何?
耐水圧を簡単に説明すると、『どの程度の水圧まで染み出さずに耐えることができるのか』ということです。
テントはもちろん、タープも屋外での使用を想定しているので耐水圧の表記はあります。
一般的なタープは最低耐水圧でも(1000mm)前後はあるはずです。
ナイロン傘の耐水圧は高いものでも(500mm)程度なので(1000mm)前後あれば十分ですね。
最初から雨が降っている中でバーベキューを始めるなら(1000mm)では厳しいかもしれませんが・・・(^^;
遮光性も重要なポイント
遮光性もしっかり考えなくてはならないポイントです。
あまりに薄い生地や明るい色の生地では日差しこそ遮るものの、暑さは和らぎません。
炎天下にいなくても熱中症にはなります。
家の中にいて熱中症になって救急車で運ばれた。。。
なんてニュースもありましたよね?
バーベキューでは火を使うのでコンロ周りはさらに暑くなるため注意が必要です。
ただし、遮光性を重視して暗い色の生地をチョイスするとタープの下も暗くなって開放感に水を差すことになるかもしれません。
人によるところですが、参考として覚えておいてもいいかもしれませんね。
耐火性は必要?
タープの下やそのすぐ近くにバーベキューコンロを設置する場合は、火の粉で生地に穴が開く危険性も考えましょう。
そこまで神経質になる必要はないのかもしれませんが、万が一に備えておいて損はないですからね。
ちなみに一般的な生地の素材はほとんどがポリエステルですが、コットンやポリエステルとコットンを掛け合わせたポリコットン素材の生地もあります。
コットンやポリコットンの生地はポリエステルと比べて通気性もあり燃えにくい素材なんですが、濡れると重くなりカビが発生しやすいのがデメリットです。
日陰となる場所
タープを設営する理由として日陰を作るということもあります。
肌ケアを気にされる方や、特に女性の方にとって日焼けは天敵ですよね?
しっかりとした対策をする上でもおすすめです。
しかし、タープを設営してできた日陰は時間とともに移動していきます。
設営時にタープの下に日陰を作っても時間が経てば日なたになっちゃってるなんてことも・・・
そんなときはサイドを覆うことができるシェードが便利です。
出典:Amazon
これさえあれば日が傾いてもしっかり日差しをシャットアウトして日陰をキープできますね。
日帰りアウトドアでのタープは?
バーベキューやデイキャンプには設営時間のかからないワンタッチタイプがおすすめです。
日帰りアウトドアにおすすめのワンタッチタープについては、こちらも参考にしてみて下さい。
強い日差しから身を守ったり雨を凌いだりすることができるタープ。そんなタープにも色々なタイプがありますが、数日間ゆっくりと過ごすキャンプに比べて時間制限のあるバーベキューやデイキャンプなどの日帰りアウトドアでは設営、撤収が簡単な「ワンタッチ[…]
おすすめはワンタッチタイプ
一般的な組み立て方法ですが、
- フレームとなる支柱を広げる
- 生地を被せる
- 支柱の脚を伸ばす
たったこれだけです。
フィールドア
タープテント
フィールドアのタープテントです。
2m、2.5m、3mと3つの展開サイズがあります。
フレームの素材はスチール製とアルミニウム製がありますがおすすめはアルミニウム製です。
出典:Amazon
展開サイズ(約) (m) | (2.0)2×2×1.35~2.37(h) (2.5)2.5×2.5×1.53~2.45(h) (3.0)3×3×1.76/2.48/2.56(h) |
収納サイズ(約) (m) | (2.0)22×22×92(h) (2.5)22×22×100(h) (3.0)22×22×114(h) |
重量(約) | (2.0)7.4kg (2.5)8.4kg (3.0)9.3kg |
カラー | グリーン ブルー オレンジ ダークブラウン ダークグレー ターコイズ ボルドー ライム ブルースカイ/青空 カモフラージュ/グリーン カモフラージュ/サンド ネイティブ キノコ トライアングル |
耐水圧 | 2,000mm以上 |
材質 | フレーム;アルミニウム 生地;ポリエステル |
付属品 | ロープ ペグ 専用収納ケース 取扱説明書(日本語・英語) |
3段階の高さ調節が可能です。
カラーバリエーションも豊富に揃っていてどのカラーも耐水圧は(2000mm)以上ありますね。
出典:Amazon
頂上部分にはベンチレーションが付いています。
タープテント内にこもった空気の循環や、多少ですが転倒防止効果もあります。
オプションになりますが、サイドを覆うシェードや蚊帳のようなフルスクリーンタイプのバグガードもあります。
アルミニウム製のフレームなのでそこまで重くないですし、バーベキューなどにはスペック的にも申し分ないと思います。
人気があるのも納得ですね!
コールマン
インスタントバイザーシェード
コールマンのインスタントバイザーシェードです。
M、Lのサイズ展開があります。
いずれもスチール製のフレームです。
出典:Amazon
展開サイズ(約) (m) | (M)2.2×2.2×2.50(h) (L)2.5×2.5×2.60(h) |
収納サイズ(約) (cm) | 18×118(h) |
重量(約) | (M)13kg (L)14kg |
カラー | グリーン/ベージュ ネイビー/グレー |
耐水圧 | 800mm以上 |
材質 | フレーム;スチール 生地;150Dポリエステル オックスフォード |
付属品 | ロープ ペグ 収納ケース |
有名ブランドであるコールマンのシェードです。
ひさし部分がなく通気性も良いのか、ベンチレーションは付いていませんね。
耐水圧に不安がありますが、少しの雨に降られる程度なら問題ないのではないでしょうか?
こちらもサイド部分のシェードが取り付け可能です。
DOD
ワンタッチレジャーシェード
DOD(旧ドッペルギャンガー)のワンタッチレジャーシェードです。
シェード上部のロープ2本を引っ張るだけで設営できます。
出典:Amazon
展開サイズ(約) (m) | 24.5×13.5×14.3(h) |
収納サイズ(約) (cm) | 15×92 |
重量(約) | 3.6kg |
カラー | ライムグリーン |
耐水圧 | 1,500mm以上 |
材質 | フレーム;グラスファイバー アウター;190Tポリエステル フロア;PE |
付属品 | ストームロープ ペグ キャリーバッグ 取扱説明書 |
大人3人でゆったりとくつろぐことのできるサイズです。
エントランス部分には2つのジッパーがあり、両サイドから開閉可能です。
側面3面にあるベンチレーションでシェード内を快適に過ごすことができます。
テントのように使用することも可能で、中で横になることもできます。
出典:DOD
エントランス内側の天井部分には小物を収納できるポケット付きです。
また、ビーチなどでシェードを固定する際に役立つサンドポケットも付いています。
あらゆるシーンで幅広く使用することができそうですね。
まとめ
ひとくちにタープ・シェードといっても色々な種類があります。
時間制限のあるバーベキューなどの日帰りアウトドアでは、サッと設営できるものがおすすめです。
ここではワンタッチタイプに注目しましたが、比較的簡単に設営できるヘキサタイプなどもアリなのではないでしょうか?
タープ・シェードを使用して快適にアウトドアを楽しんじゃいましょう!