発売当初から大人気だった「TokyoCamp」の焚火台。
人気、実績ともに評価の高いピコグリルのような形状をしていて、僕もずっと気になっていた焚火台のひとつです。
気になって・・・
とても気になって・・・
めちゃくちゃ気になりだして・・・
とうとう我慢できずにポチッちゃいました~!
ウインターシーズンはスノボばかりで、使用する機会はほぼゼロなんですけど(笑)
まぁ焚火台はもうひとつ欲しいと思っていたので、遅かれ早かれ購入することになっていただろう、と自分に言い聞かせて・・・(^^;
そんなこんなで、「TokyoCamp 焚き火台」のレビューです!
ずっと気になっていたピコグリル
実のところ、僕は半年ほど前に焚火台を購入したばかり。
軽量・コンパクトな焚火台を探して、最終的に購入したのは「RSR Naturestove」です。
軽量・コンパクトでキャンツーやソロキャンなどに最適な焚火台。色々と探してみると良さげなモノが数多くあって、あれこれと目移りしてしまいます。組み立てや収納を含めた使い勝手の良さも焚火台を選ぶうえで大切な要素ですが、僕が何よりも重要視していた[…]
不満が全くないというわけではありませんが、個人的には満足の焚火台。
僕は大した料理は作れませんが、調理するのにも最適なんです。
ゴトクは安定感も抜群で、まさに簡易カマドといった感じですね。
そのときに最終的な候補だったのがピコグリル。
もはや説明不要なんじゃないか、というぐらい有名な焚火台です。
軽量・コンパクトで組み立ても簡単、そして太い薪だろうと気にせず投入できるので、使い勝手も良さげな感じ。
いわゆるパチモンもかなり多く市場に出回っており、その人気っぷりが伺えます。
ただ、本家はなかなかのお値段。。。(^^;
金額的には同じぐらいだったので「次に焚火台を買う時は安いピコグリルのパチモンにしてみようかな~」と考えて、そのときはRSRをチョイスしました。
そんな背景があって、TokyoCampの焚き火台を見たときからずっと気になっていたんです。
しかも、2020年に発足したメイドインジャパンブランドじゃないですか!
必死に物欲を抑え込んでたんですが、いよいよ我慢できなくなっちゃいました!
TokyoCamp 焚き火台をレビュー!
ということで、TokyoCampの焚火台を購入!
とってもオシャレな外箱で届きました。
中身を確認
外箱を開けてみると収納ケースに収まっている状態になっています。
結構厚みがありますね。
収納ケース正面下部には「Tokyo Camp」のロゴが印刷されています。
収納ケースから出したところ。
内容物は・・・
- 本体(鉄板)
- フレーム(土台部分)
- フレーム(土台の上部分)
- スピット
- マニュアル
マニュアルには組み立て方法や注意事項、サポート窓口の連絡先が記載されています。
販売担当者さんの顔写真付きなので安心感があります。
鉄板には保護シート
鉄板には保護シートが貼られています。
ただし保護シートがあるのは表面のみ。
裏面には細かい傷や黒ずみがあります。
マニュアルにも記載がありますが、加工時の問題で裏面には保護シートを貼ることができず、小傷や黒ずみは避けられないんだとか。
保護シート剥がし中・・・
これもマニュアルに記載がありますが、個体によってはバリが生じていることもあるようなので、十分注意する必要がありそうです。
ひとつは簡単に剥がせましたが、もうひとつの方が結構苦労したな~(^^;
個体差なんでしょうけど、鉄板が歪まないように慎重に剥がしました。
鉄板同士を繋ぐフック部分にも保護シートがあります。
忘れることは無いと思いますが、一応。。。
指を切るほどでもないですが、やはり全体的に少しバリが気になりますね。
まぁ、これは時間のあるときにでもサンドペーパーで。
歪みが気になる・・・
細かくチェックしてみて、個人的には歪みが少し気になります。
とりあえず、一度サポートに問い合わせるつもりです。
まずは鉄板の歪み。
4辺に角度をつけているこの形状だと仕方がない気もするんですけどね。
結構激しく波打っちゃってます。
ぶっちゃけコレだけなら黙認しようかと思っていたんですが・・・
スピットやフレームにも歪みがあるんです。
フレームは多少ガタつく程度で気になるほどでもないんですが、画像にあるスピットは・・・
なので、とりあえず問い合わせをしてみようと。
↓↓↓
メールで問い合わせてみたら、その数時間後に「スピット、フレームともに新品と交換します」との連絡が。
鉄板に関しては加工する仕様上、仕方がないという回答。
「気になるようでしたら鉄板も新品と交換します」とのことだったので、ついでに新品と交換してもらうことにしました。
日本ブランドということもあり、迅速で丁寧な対応でした。
アフターフォローもとても良い印象です。
組み立ててみた!
さっそく組み立ててみることに。
簡単な構造なので組み立てはとても簡単。
この手の焚火台に慣れていなくても、付属のマニュアルにサッと目を通せば簡単に組み立てられます。
土台となるフレーム。
少し角度があるので、外側に広がるように立てます。
土台となるフレームに、「コの字」のフレームを差し込みます。
で、あっという間にフレーム完成。
特につまずくところはありません。
鉄板同士をフックで繋げて、くぼみをフレームに合わせて上からハメれば完成。
誰でも簡単に組み立てられます。
う~ん、なかなか良い感じ。
鉄板がピコグリルやそのパチモンにありがちな曲線形状ではなく、角ばったデザインになっているのがとてもスタイリッシュ!
なんでも、日本の旧車からインスピレーションを受けたんだとか。
横から見るとこんな感じ。
ピコグリルのように鉄板が深いV字形状になっていないですよね。
これがまた新鮮でカッコよく見えるのは僕だけでしょうか?(笑)
ちなみに、持ち運びの際は上部のフレームを持つと引っこ抜けるので危険です。
土台のフレームを持って持ち運びましょう。
サイズ感
いつものごとく、350ml缶とのサイズ比較です(笑)
参考になるかは分かりませんが。。。(^^;
ソロキャンにはもちろんのこと、デュオキャンにも大きすぎず小さすぎずのほど良いサイズ感という印象かな。
とりあえず鉄板のサイズを測ってみました。
組み立て時の横幅はだいたい41cmくらいでしょうか。
縦はだいたい24cmくらい。
縦、横ともに一番出っ張っている部分を測っています。
高さは27cmくらいですね。
ホントにちょうど良いサイズって感じ。
土台となるフレーム間の距離は30cmほど。
そして上部フレーム間は21cmってとこでしょうか。
スピットのサイズがこちら。
長さ的にも問題なさそうですね。
火床となる鉄板からスピットまでは11cmくらい、真ん中部分で12~3cmほどになるでしょうか。
実際に使用してみての判断になりますが、人によっては少し高く感じることがあるかも。
ピコグリルとのスペック比較
せっかくなので、ピコグリルとスペック比較してみました。
モデル | Tokyo Camp | ピコグリル398 |
収納時サイズ(約) | 34㎝×22㎝ | 33.5cm×23.5cm×1cm |
組み立て時サイズ(約) | 40㎝×24㎝×27㎝ | 38.5cm×26cm×24.5cm |
重量(約) | 965g | 448g |
サイズ的には同じような感じですね。
ただし重量が全然違います。
Tokyo Campはピコグリル2つ分よりも重たいです。
とはいえ、1kgに満たない重さですが。
そもそも軽量性に特化しているわけではなく、安定性や耐久性を加味したバランスの良い焚火台とのこと。
実際にフレームの径も太く、安定感があってとても堅牢な印象です。
収納ケースが小さい!
以前に購入したRSRの焚火台も収納ケースが小さかったんですが、これも少し小さく感じます。
収納ケースのサイズは・・・
横が34cm、縦が25cmくらいです。
高さに関しては鉄板が少し湾曲しているので参考までに。
全てのパーツが収まっている状態だと、あまり余裕がない感じ。
パッと見は出し入れしやすそうなんですけど・・・
長さのあるパーツ、特に上部のフレームは画像のように収納していると非常に出しづらい。。。(^^;
3回ほど途中で引っ掛かってしまって、ちょっとイライラしちゃいました。
個人的には百均で適当なケースを用意したほうが良いと思います。
まとめ
実際に使用するのはまだ先になりそうですが、今のところは満足しています。
ちょっと角ばっただけなのに、なんかスタイリッシュでカッコいい!
届いたモノにちょっとしたハプニングがありましたが、このクオリティでこの価格なら納得です。
日本ブランドなのでアフターフォローがバッチリなことも高ポイントですね!
なぜ人気があるのかがよく分かった気がします!
ピコグリルのような焚火台を検討しているなら、是非オススメしたい焚火台です!