先日デュオキャンに行ったときに、2合のご飯を炊いたんです。
僕はメスティンを持っていないので、クッカーで炊飯しました。
特に問題なく美味しいご飯が炊けたのですが、そのときに改めて思ったことがあります。
「やっぱりメスティンが欲しい!」
色々と使い勝手が良く、あると便利なメスティン。。。
なんですが、炊飯はクッカーでもできちゃうので、つい後回しに。
このままの状態でズルズルいくと、キャンプへ行く度に「やっぱメスティン欲しいな~」と同じことを繰り返しそうです・・・確実に。(^^;
ということで!
この気持ちが冷める前に、メスティンをゲットすることにしました!
MiliCamp のメスティンをゲット
メスティンで真っ先に頭に浮かぶのは「trangia(トランギア)」のもの。
ぶっちゃけブランドに大したこだわりもなかったんですが、知名度のあるド定番のメスティンを選んでおけば間違いないだろうとの想いで、当初はソレを狙っていました。
出典:Amazon
ですが購入しようとしたタイミングが悪かったみたいで、結構な高値で売られています。
本来なら2,000円も出せばお釣りがくるはずなのに・・・
上述しているようにブランドにこだわりはなく、どうしてもトランギア製じゃないとダメという訳でもないので早々に候補から外しました。
ちなみに現時点では通常(?)の値段で出ています。(20.09.26時点)
ホントにちょっとしたタイミングなんですよね。
たかだか数千円の商品ですが、しっかりと見極めて購入しましょう!
人気のメスティンと言えば、100均のダイソーメスティンもありますよね。
100円ではなく500円ですが。
近所にあるダイソーを数店舗見て回りましたが、僕は一度も実物を見たことがありません。。。
ネットで調べてみると、どうやら1合用で少しサイズが小さいみたい。
僕の場合、デュオキャンのことを考て一度に2合くらい炊飯できるのがベストサイズです。
なので、ダイソーメスティンを候補として考えてはいませんでしたが、店舗で見かけてたらきっと購入してただろうな~・・・
ソロキャンにぴったりのサイズ感、そして何よりも500円という安さ!
人気商品なのも納得です。
これもかなりの高値で転売しているのを見かけますね。
そのうち落ち着くとは思いますが、騙されないようにしましょう!
で、結局僕が購入したのは「MiliCamp(ミリキャンプ)」のメスティン。
外観やサイズ感がトランギアと似ていて、よく比較されているメスティンです。
「バリ取り済」となっているのも購入のポイントかな。
実際に手にしてみないと分かりませんが、手間は少ないほうが良いと感じたので。
単品ではなくセットものを購入しました。
正直なところ、それほど「お得感」は感じませんが、後になってまた追加購入するのも面倒なのでこちらをチョイス。
僕が購入したセットは、
- メスティン本体
- バット網
- ポケットストーブ
- ハンドルカバー
になりますが、「ポケットストーブ → 収納ケース」になっている 4点セットもあります。
また、Amazonでは目盛り付きで蓋に密閉性を高めるリブ加工のある「MiliCamp MR-250 Pro」なんてのもありました ↓
出典:Amazon
どうやら色々なモデルが存在しているようです。
Made in Germany?
ところで、「MiliCamp(ミリキャンプ)」ってどこのブランドなんでしょう?
ちょっと気になって色々と調べてみたんですけど・・・ドイツ?
ドイツ製とあったり中国製とあったり、情報が錯綜していてイマイチ確証が得られません。
確かに「ドイツLFGB食品安全検定合格」と記載がありますけど。。。
写真も、いかにも欧州っぽいものなんですが・・・
で、色々と調べていくうちにHP(ホームページ)っぽいものを見つけました。
どうやら英語サイトっぽいんですが、言語選択はアジア系ばかり。
ドイツ語の選択は無く、問い合わせ先の住所も中国になっています。
う~ん、なんだかな~・・・
結果をひと言で言うと、真偽の程は不明です。
ちなみに、僕的には「中国製なんじゃね?」と思っています。
あくまでも僕の個人的な見解なので、最終的には各々で判断して下さい。。。(^^;
ちょっと気になって興味本位で調べてみただけで、特にそれ以上の深い意味はありません。
内容物の確認
それでは内容物の確認を。
メスティン本体のバリ等を確認するついでに、セット品のチェックもしてみます。
メスティン本体
ひと通り見回してみて、凹みなどの違和感は特にありません。
蓋も隙間なくしっかりと閉まっているので密閉性も問題ないかな。
そして「MiliCamp」の刻印がありますね。
蓋を開けてみると、裏側にはくっきりと刻印の跡があります(笑)
これ、見る角度によっては結構目立つかも。
穴が開いているわけではないので、僕は気になりませんが。
バリも特に気になりません。
「少しくらいバリ取りの必要あるかも」なんて思っていましたが、全く必要なさそうな感じ。
個体差があるかもしれないですけど。
ハンドル部分は 3点のリベットで固定されています。
トランギアは 2点のリベットなので、ハンドルの耐久性はミリキャンプの方があるかも?
ハンドル部分のゴムチューブに「遊び」があって、そのチューブが前後に動くのが少し気になります。。。
バット網
メスティンを単品購入していたら、きっと手に入れなかったであろうバット網。
別に無くても困りませんが(僕の場合)、あれば料理の幅が広がります。
セット品だけあって、フィット感は抜群!(当たり前か)
これで蒸し料理や燻製を楽しめます。
せっかくなので、そのうち試してみようかな。。。
ポケットストーブ
「メスティンで炊飯するときは、ポケットストーブがあればいいな~」と思っていました。
なので、僕的にはポケットストーブがセットになっていて良かったです。
ちょうどポケットストーブ持っていなかったので。
ポケットストーブと言えば「Esbit(エスビット)」が有名ですよね。
出典:Amazon
これこそまさにドイツ発のブランド。
固形燃料なんかも有名です。
願わくば耐久性やその品質など、少しでもエスビットに近いモノでありますように。。。
まあいくらなんでもそりゃムリか、そもそも全然関係ないし。(^^;
ハンドルカバー
ハンドルカバーのカラーは、ブラックとブラウンから選べます。
僕の購入時にはブラウンが在庫切れでブラック一択でしたけど。
もし選べていたならブラウンを選択していたと思いますが、特に強いこだわりはありません。
ほつれ等もなく、わりとしっかりとした作りになっています。
丈夫で長持ちしそうな印象です。
実際に使用するかは・・・一度試してから判断することにします!
収納ケースは100均でゲット
僕が購入したセットには、収納ケースがありません。
なので、100均で良さげなケースを調達してきました!
たしかセリアで購入したと思います。
縦が約23cm、横が約18cmで、マチのないシンプルな袋です。
多少のゆとりがあって、良い感じ。
汚れが目立ちそうですが、100円なので大したダメージはありません。
スペック
僕が購入したのはレギュラーサイズ。
そのほか、ラージサイズもあります。
モデル | MR-250(レギュラーサイズ) | MR-750(ラージサイズ) |
サイズ | 16.5×9.5×6.5(cm) | 19x13x7(cm) |
重量 | 165g | 280g |
容量 | 800ml | 1580ml |
厚さ | 1mm | |
素材 | アルミ無垢 | |
炊飯の目安 | 約1.8合まで | 約4号まで |
シーズニングって必要?
鉄板などでよく耳にするシーズニング。
アルミ製のメスティンに必要なんでしょうか?
「やったほうが良い」、「必要なし」、両方の情報が散見しています。
調べてもよく分からん・・・(^^;
「まぁやるだけやっとくか!」
ということで軽くやってみることに。
まずはハンドルを取って食器用洗剤でよく洗います。
ハンドルは片方ずつ外側に引っ張れば簡単に外せます。
鍋に米のとぎ汁とメスティンをぶち込んで、20~30分煮込んでみました。
とりあえずこれで終了。
ぶっちゃけビフォーアフターの違いはよく分かりません。。。
果たしてやる意味があるのか分かりませんが、大した手間でもないので「やらないよりはやっとくか」程度の気持ちでやってみました。
ご飯を炊いてみた!
キャンプデビューする前に、家で炊飯してみることに。
せっかくなのでポケットストーブを使って炊いてみます。
100均で固形燃料をゲットしてきました。
ヘビーユーザーならまとめ買いしちゃったほうがお得です。
1合炊いてみる
実際に炊飯してみます。
とりあえず1合から。
家の炊飯器で測った米と水をそのままメスティンへ。
容量的にはまだまだ余裕があります。
こんな感じで準備完了~。
室内ですが、ウインドスクリーンを使用してそれっぽくしてみました。
そして着火。
「あっ!」
まんまとアルミホイル敷き忘れました。。。
仕方がないのでそのまま炊飯開始です。
このまま火が消えるまで放置します。
容量的に余裕があるせいか、全然吹きこぼれしませんでした。
火が消えてからタオル等を巻いて蒸らすことはせずに、そのまま10分ほど放置しました。(別の作業していて忘れてた・・・)
そして炊き上がり。
つやつや感がなくてあまり美味しそうじゃありませんが。。。(^^;
特に焦げ付きもなく上手くできたかな?
食べてみたら普通に美味しいご飯が炊けてました!
炊飯は大成功ですが、ポケットストーブが・・・
「MiliCanp」のステッカーがデロデロに。。。(^^;
2合はいけるか?
翌日、米2合を炊飯してみます。
ギリでイケると思うんですが。。。
当たり前ですが、1合とは全然違いますね。
油断していると中身をこぼしちゃいそうです。
今回はちゃんとアルミを敷いてから着火。
昨日の今日なので、さすがに忘れませんでした。
今回もまたウインドスクリーンを使用して炊飯開始。
室内なので風もありませんが、1合と同じ状況で。
1合の炊飯時とは違って、かなり吹きこぼれてきます。
画像では蓋の上に何もありませんが、そのままだと蓋が持ち上がってくるので何か乗せておく必要がありそう。
炊き上がりました。
今回は全く蒸らしていません。
火が消えてからすぐに蓋をあけた状態です。
パツパツですが、きっちり2合炊けましたね。
ほじくって焦げ付きを確認しようと思いましたが、ご飯が多すぎて確認できず。
後で確認してみたら焦げ付きもありませんでした。
ちょっと確認しづらいかもですが、吹きこぼれで結構周りが濡れちゃっています。
炊飯自体は何の問題もなく、美味しいご飯を頂きました。
蒸らさなくても特に気にならなかったです。
まとめ
原産国がグレーなミリキャンプのメスティン。
実際に手にしてみると、バリ等も気にならず全体的な質感も悪くないです。
「メスティンはトランギアじゃなきゃ嫌だ!」と言う人にはオススメできませんが・・・
ブランドに強いこだわりがなければ、全然アリなのではないでしょうか。
ポケットストーブを使用しての半自動炊飯、とっても楽チンです。
後回しにせず、とっとと購入しておけば良かったと後悔。。。
ミリキャンプのメスティンは、僕の希望通り2合までの炊飯がOK!
これから大活躍すること間違いなしのキャンプギアになりそうです!