ソロまたはデュオキャンサイズでキャンツーにも持っていけるタープが欲しい!
ということで色々と物色していたんですが、実際に購入するまでかなり悩みまくりました。
タープの形状やカラーを含めたテントとのマッチングなどを考えると、なかなかしっくりくるモノがありません。
そして経済面でも。
キャンツーに行くためにここ最近ちょこちょこ買い漁っていたので、出来る限り出費は抑えたいところなんですが・・・
良さげなモノは、やはりそれなりのお値段。。。(^^;
それでも、より快適に楽しむために是非ともゲットしたい!
候補となる魅力的なタープがいくつかある中で、テントを含めた全体的なバランスやその価格など、頭を悩ます日々が続いたんです。
そして悩みに悩んだ末、やっと購入するタープを決めました!
DD Hammocks の「SuperLight Tarp(スーパーライトタープ)」です!
ノルディスクのタープ高すぎ!
タープを選ぶうえで、まず最初に重要視したのが・・・
- 重量1kg 以下
- カラー
- 形状
この3つです。
重量はキャンツーのことを考えて。
カラーや形状は「どうせならカッコいいのが欲しい」と思ったから。
やはり見た目が大事です!
ぶっちゃけ、機能面は二の次でした。。。(^^;
僕の所持しているテントはミリタリー感のあるSnugpak(スナグパック)のスコーピオン3 です。
テントカラーはOD(オリーブドラブ)。
以前からずっと気になっていたテント、snugpak(スナグパック)のエクストリームシリーズ。我慢できずにとうとう手に入れちゃいました!せっかくなので近くの公園で試し張りついでにガッツリとレビューを・・・と思っていたのですが、あまりの暑さに[…]
当初は「小川張り」でテントとの一体感を出しつつ、前室として使用したいと考えていました。
なので、例えばベージュのような明るめカラーのタープだとあまりにも色キチになっちゃうんじゃないかって思ったり。。。(あくまでも想像ですが)
また、スコーピオン3 は出入り口から後ろに向けて縦長のテントなんです。
もしかして「小川張り」はキツいかも・・・
いや、テント側のポールは使わずにテントに被せるようにしてガイラインをペグで固定しちまえばイケるんじゃね?って思ったり。。。
色々と考えすぎて多少迷走しましたが、最終的に6~7個ほどあった候補の中から『ノルディスク Voss Diamond(ヴォス ダイヤモンド) SI』と『DDタープ』に絞りました。
これが正解なのかは分かりませんが、「どうせなら統一感があったほうがいいのかな?」ということでテントと似たカラーで落ち着くことに。
コヨーテやブラックもテントとマッチしそうな感じですけど。
で、第一希望はノルディスク。
出典:Amazon
イメージ通りに上手く設営できれば、カッコ良さげな感じです。
ただし値段がとてもお高め。。。(^^;
ちなみに、 ヴォス ダイヤモンドには SI のほか PU もあります。
違いをザックリ説明すると、SI はナイロン生地で PU はポリエステル生地。
PU のほうが安いんですが、かなり明るめのグリーンカラーなので今回はパスしました。
う~ん、やはりgoodです!
サイトで周りと被りにくそう(?)な気もするし!
勢い任せにポチろうとも思いましたが、冷静に考えればかなりの痛手。
しかも、今までの出費も考えると・・・
今のところウインターシーズンはどっぷりスノボにハマってるということもあり、年間通じての使用頻度を考えるとやはり勿体ない。。。
そう自分に言い聞かせて、経済的にやさしいDDタープに決定~!
個人的に欲しかったタープ形状はペンタやヘキサなんですが、色々と考えた挙句の最終的な決め手はやはり金銭面でした。(^^;
そして「どうせなら、より軽量でコンパクトな方を」ということで DDスーパーライトタープに行き着いたという感じです。
DD SuperLight Tarp 購入
購入したのは並行輸入品のDDスーパーライトタープ 。
カラーはオリーブグリーンです。
DDタープはソロキャンパーに人気で、今となっては人気ユーチューバーのひとり、芸人ヒロシ さんも愛用していることで知られています。
ブッシュクラフトなど、ワイルドなイメージのタープです。
僕が購入したのはスーパーライトタープの方ですけど・・・(^^;
開封して中身を確認
と、その前に。
まず印象的なのは、そのコンパクトさ。
ちゃんと伝わるかは分かりませんが・・・
とりあえず家の冷蔵庫にあった 500ml のコーラと 350ml の発泡酒を並べてみました。
この軽量・コンパクトさはキャンツーでとても重宝しそう!
持ち運びしやすいサイズ感です。
このまますぐにでも試し張りに行きたいところ。。。
ですが、その前にしっかりと中身の確認を。
ケースの中に入っていたのは、
- タープ本体
- ペグ収納袋
- ペグ×4
- ガイライン×4
ペグ収納袋の中にガイラインも入っている状態でした。
ペグとガイライン
ペグの長さは約 16cm、アルミ製のようです。
ガイラインは約 2m ほどの長さが 4 本。
スニーカーなんかにありがちな、ただのヒモです。
自在金具(?)はプラ製ですね。
ポールを使用する場合は、明らかにガイラインの長さが足りません。
どうやらポールとともに別途用意する必要がありそうです。
先日、新たにタープを購入しました。そのタープにはガイラインも付属されていたんですが、ポールを使用して設営するにはガイラインの長さが圧倒的に足りません。とりあえず別途用意しないと通常のタープとして使用できないので、ガイラインを自作することに[…]
タープ本体
タープに触れてみると、やはり軽量化されているだけあって生地はかなり薄い印象。
まあ予想通りです。
僕の購入したスーパーライトタープには、他のシリーズにあるMC(マルチカム)のカラーバリエーションがありません。
なんでも生地が薄すぎて製造することが難しいんだとか。
出典:Amazon
たらればの話になりますが、もしスーパーライトタープにMCがあったら人気が出そうですよね。
僕も間違いなく候補のひとつになっていたと思います。
これだけ薄いと耐久性に一抹の不安を感じますが、きっと大丈夫!
・・・と思うことにしましょう。(^^;
ハトメとなるベルトループ(アタッチメントポイント)。
全部で19ヶ所あります。
四辺のベルトループは、裏地部分がしっかりと補強されています。
見るからに強度がありそうな感じ。
真ん中辺りにある3つのベルトループは補強されてない・・・?
シームテープはやたら目立ちますが、四辺のようにひと目で分かりやすい裏地補強ではないですね。(全体的に裁縫は意外に雑な感じ)
まあベルトループがあるので、何らかの補強はされている・・・はず?
これらのアタッチメントポイントを使って色々な張り方が出来るのがDDタープ最大の特徴です。
耐水圧も 3,000mm あるので、このタープひとつで様々なキャンプスタイルを楽しめます。
公園で試し張り!
このクソ暑い中、近くの公園で試し張りをしてきました!
持って行った物はタープ、ポール、テントと別途用意したガイライン。
ポールは付属されていないことが分かっていたので、タープと一緒に購入しておきました。
ポールも一緒に購入
購入したのはDODのコンパクトタープポール。
FIELDOOR(フィールドア)のアルミテントポールと迷いましたが、僕が購入したときは値段にあまり差が無かったので、径が太く丈夫そうなDOD製をチョイスしました。
届いたらすぐに中身を確認。
1本ずつ個別包装されていました。
全て袋から出して確認しましたが、特に問題なし。
主観ですが、このマットブラックがまた良い質感です。
汚れや小傷が目立ってしまいますが、個人的には好みです。
先端となるポールにはDODのブランドロゴが。
そして、フックにはタープやガイラインが抜けにくいローレット&曲げ加工が施されています。
地面と接する、1本目となるポール底部分はこんな感じ。
ゴムキャップではないので、なんだか高級感がありますね。
ちょっと気になるのは、ポールを連結させる継ぎ目部分。
とても単純な仕組みになっています。
そんな簡単に壊れることもないとは思いますが。。。
ガイラインの長さをチェック
タープ使用時に僕が想定している(今のところ)ポールの長さは、5本連結の 170cm か 6本連結の 203cm です。
別途用意したガイラインは 5本連結時と 6本連結時で併用するつもりだったので、まずは左ポールを 203cm、右ポールを 170cm で設営してガイラインの長さチェックをしました。
結果はバッチリ!
ついでにそれぞれのポール付近に立って高さチェックしてみました。
チェアに腰かけてまったりすると考えれば、170cm でも特に圧迫感はなさそう。
170cm が一番良さげ?
ガイラインのチェックも終わったところで、左側のポールを1本抜いて高さを合わせてみました。
なかなか良い感じ。
高さ的にも問題ないし、テントと分けて設営するなら 170cm が一番活躍しそうです。
このスタンダードな張り方をするなら、170cm で決まりかな?
テントも設営してみた!
マッチングを確認したかったので、テントも設営してみました。
こうして比べてみると、結構カラーリングに差がありますね。
もしかしたらタープカラーはコヨーテのほうがしっくりくるかも?
う~ん・・・、ぶっちゃけコヨーテのほうがマッチしている気がします。。。(^^;
だからと言って買い直すつもりもありませんが。
まあ、コレはコレでそれなりに良い感じでしょ!
統一感があるのかは正直微妙ですが、近い色合いなのでおかしくもないはず。
「小川張り風」の張り方はどう?
小川張りのような張り方にもチャレンジ。
この張り方だと、テント側のポールを使用するしないに関わらずガイラインを 2本追加する形になりそうです。
今回はポールを使用せずに、テントに被せてペグダウンしてみました。
これまた微妙~。
思い描いていたイメージとは程遠い感じです。
タープをもう少しテントに被せることが出来れば、見た目も少しはマシになりそうな気もしますが・・・
タープの大きさを考えると、これくらいが限界です。
前室となる部分がかなり狭いです。
テントの出入口が斜めになっているので、余計にそう感じます。
ソロなら何とか・・・といった感じかな?(^^;
とは言え、タープを前にずらすとさらに見た目もおかしなことになりそう。
それなら初めから分けて設営したほうがよっぽどマシです。
まとめると、小川張りのような張り方は不向き!
このテントとタープでは、よほどの理由がない限り「ナシ」です!
特にメリットを感じないので。(僕的に)
そうそう、撤収時に思ったんですが、生地が薄いので撤収は楽チンでした。
ある程度雑に収納ケースに突っ込んでも問題なく収納できます。
薄い生地のメリットを思わぬところで感じました。
まとめ
悩みに悩んで購入したタープでしたが、設営や撤収のしやすさ、パッキングなどを考えると及第点のタープといった感じ。
小川張りのような張り方が出来ないのは残念ですが、その分色々な張り方が出来るので楽しめそうです。
ソロやデュオキャン、キャンツーなどでは候補のひとつになるタープなのではないでしょうか?
そのうちまた公園に行って色々な張り方を試してみようかな。。。
テントとともに、これから活躍してくれそうな予感がします!