ウインターシーズンに向けて、ぼちぼちスノボギアのメンテや車の冬支度などをやろうかと考えている今日この頃。
その中でもスタッドレスタイヤへの履き替えやキャリア取り付けは結構な手間なんですが、毎年の事なんでもう慣れちゃった感じです。
そんな僕が使っているのはINNOのスノーキャリア。
以前に所有していた車のときからずっと使い続けているので既に長い年月が経っていますが、特に不具合もなく未だに現役です。
車内スペースに余裕が生まれるということで、やはりキャリアがあると重宝します。
中積みのときほど気を使う必要がない(車内を濡らさない、エッジで傷を付けないなど)というのも大きなメリットですよね。
そういえば、OGCブランドから新たにソフトキャリアが発売されたんだそうで。
ソフトキャリア・・・あまり聞き慣れないフレーズです。
ということで、ちょっと気になったのでどんなモノなのかサクッと調べてみることに。
OGCって?
車のDIY関連商品を幅広く取り扱っているエーモン工業。
車イジリに興味がある方にとっては馴染みのあるメーカーなのではないでしょうか。
僕もこれまで散々お世話になりました。
出典:OGC
そのエーモン工業が2020年に立ち上げたブランドがOGCなんです。
「OUTDOOR GEAR for CAR」、つまり車用のアウトドアギアということですね。
これまで第1弾、第2弾とアウトドアギアを発売してきています。
今回発売された第3弾の中のひとつとしてキャリアが登場しました。
OGCから登場したキャリア
OGCから登場したのはソフトキャリア。
キャリアと聞いて一般的にイメージされやすいのは、ガッチリと固定するようなモノなのではないでしょうか。
例えばこんなやつです。
OGCのキャリアは画像にあるようなガシッとしたハードタイプではなく、もっとこう簡易的(?)な感じのやつになります。
ちょっと表現が難しいんですが、しっかりと固定されないというような意味ではありませんよ・・・念のため。(^^;
で、OGCのソフトキャリアがこれ。
出典:OGC
商品単体の画像よりも装着イメージ画像のほうがより分かりやすいですね。
やや下からのアングルなのでちょっと確認しづらいんですが、全体像は特に違和感もなく良い感じです。
メリット
ソフトキャリアはハードタイプのキャリアにはないメリットがあります。
取り付け・取り外しが簡単
車体への取り付け・取り外しが簡単にサクッとできちゃうのがソフトキャリア一番の特徴になるでしょうか。
ハードタイプの一般的なキャリアは取り付け・取り外しをする際に工具が必要になりますが・・・
ソフトキャリアは一切の工具が不要。
具体的な取り付け方法は、キャリアをルーフに置いて両端にあるベルトをドア部分(ドアは開いた状態)から車内に引き込んで締めれば完了。
ベルトを使ってルーフにぐるりと巻き付ける感じです。
使用用途が限定的なスノーキャリアでさえ、一度取り付けたら1シーズンは車に付けたままというのが当たり前、いちいち外すのもめんどいんですよね。
一方で手間のかからないソフトキャリアは、使うときだけ取り付け・取り外しができるというのが強みになります。
普段使いでキャリアを外しておけるというのは地味に嬉しいポイントなんです。
例えば洗車時にキャリアが邪魔だと感じることが多々あるので。(笑)
また、マンションの立体駐車場など高さ制限がある車の保管場所の影響を受けないことも大きいですね。
出典:OGC
基本的にはスライドドアの車なんかでもok。
ただし取り付け不可の車もあります、例えばコンバーチブルとか。
実際に取り付け可能なのか、しっかりと確認する必要はありそうです。
シェアできる
車には様々な種類が存在します。
とうぜんルーフの長さや幅、その形状にも差があります。
なので、一般的なハードタイプのキャリアは幅の調整をするなど取り付ける車種に合わせた初回のセッティングが必須。
さらに車種ごとの取り付けフックも別途必要になります。
ということで、ひとつのハードタイプキャリアを家族や友達同士で使いまわすことはあまり現実的ではありません。
もちろん不可能ではありませんが、かかる手間を考えるとほぼ間違いなく「その車専用」のキャリアになるんじゃないかと。
出典:OGC
ソフトキャリアは初回のセッティングや取り付けフックは必要ありません。
そして持ち運びも楽チンなので、手間なく使いまわすことが可能に。
家族や友達同士でシェアすることもできちゃいます。
これ、ハードタイプユーザーの僕としてはちょっと考えられないことですね。
まさにソフトキャリアならでは、という感じ。
ハードタイプより柔軟に対応できるので、それだけ選択肢の幅も広がりそうです。
用途が広い
僕が持っているのはスノーキャリアです。
スノーボードやスキー板以外の荷物を載せることはできません。
スノーキャリアについて詳しくはコチラ ↓
マイカーでゲレンデなどの雪山へ行くときに、あると便利なのがスノーキャリアやルーフボックスです。もちろん、中積みして現地まで行くことは可能です。しかし、車の内装にエッジなどで傷を付けないように気を使わなければならないですよね?片付け時にはハ[…]
出典:Amazon
OGCソフトキャリアはスノーボードやスキー板はもちろんのこと、サーフボードやキャンプギアなど幅広い荷物に対応。
季節を限定することもなくオールシーズン使用可能で、アウトドア全般でプラスアルファの車内スペースを確保できます。
汎用性があるのでスノーキャリアよりも使い勝手が良さげです。
コレひとつあれば様々な場面で活躍してくれるのではないでしょうか。
固定もバッチリ
出典:OGC
OGCキャリアには6箇所のベルトホールがあります。
これらのベルトホールを使用することで、荷物に沿うようにしっかりと固定することができます。
出典:OGC
蓋に穴がなくてベルトを通すことができないボックスには付属の滑り止めカバーで対応。
正しい使用方法で使う分には何の問題もなさそうな印象です。
車への影響は?
OGCのキャリアは車に傷を付けにくい素材を使用しています。
出典:OGC
荷物を載せるクッション底面に採用されているのはネオプレン素材。
そしてキャリア取り付け時のベルトを車内に引き込む際のドア上部の車体に触れる部分には、厚みがあって柔らかいベルベット生地が採用されています。
やはりキャリアによる車のスリ傷等は、少なからず気になってしまうのではないでしょうか。
それこそ車への愛着があるほど強くなるんじゃないかと。
正直なところ、個人的にはある程度は仕方がないのかな~って思っています。
それでもできる限り被害を最小限にしたいとは思っていたので・・・
出典:Amazon
僕はこのような保護シートを使っていました。
しかもシール跡が残らないようにオフシーズンには剥がして、シーズンインする前に新しい保護シートを貼る・・・という感じで。
家の駐車場で近くに置いてあったチャリが風で倒れてバンパーにザックリと傷が付いてしまってからはどうでもよくなっちゃいましたけど。(笑)
車を購入してからかなりの年月も経っていたので、その事件後は保護シートも止めちゃいました。(^^;
スペック
出典:Amazon
サイズのほか、キャリア本体の重量は約1.1kg、耐荷重は10kgです。
収納時の専用バッグサイスはW670×H200×D70mmになります。
使用時には積載オーバーにならないようにご注意を。
耐荷重無視で載せたらルーフが凹んでしまった・・・ということも考えられるので。
ソフトキャリアって不安?
正直なところ、ソフトキャリアに一抹の不安を感じている方もいるのではないでしょうか。
実を言うと、僕は以前ソフトキャリアを使っていたことがあるんです。
はるか昔の事なので、キャリア本体はもちろん当時の写真も残っておらず、どこのメーカーだったのかも全然憶えていませんが・・・(^^;
ほぼ毎週行っていたスノボで1シーズン使いましたが、特に何の問題もありませんでした。
ちなみに使用状況は「2~3時間の高速走行+ゲレンデまでの山道」です。
過去の経験から、取り付けや荷物の固定などを含めて正しい使用方法でなら不安や心配は無用なんじゃないかと。
安全性が確保できないのなら、そもそも商品化されていないとも思うので。
しかもOGCキャリアは車関連の国産老舗メーカーなので、個人的にはより安心感があります。
まとめ
必要なときにサッと使うことができるOGCソフトキャリア。
手軽に車内スペースを確保できるのでとても便利です。
ハードタイプのキャリアと比べて収納時も場所を取らず、家族や友達とシェアできるのもgood。
幅広い用途に対応しているのも大きな魅力ですね。
アイキャッチ画像:OGC