前日に突如として決まったデュオキャンプ。
とうぜん食材など諸々の準備を全くしていない状況です。
取り急ぎできる限りの準備をして、食材は当日の道中で買うことに。(ちなみに移動手段は車です)
9月の平日だったこともあり、人がいっぱいでキャンプサイトが利用できないという心配こそしなかったものの・・・
ホントに突然決まったことだったので、とりあえず近場のキャンプ場を探すことにしました。
さて、先日購入した新テント Snugpak(スナグパック) の「スコーピオン3」。
いよいよこのテントを実践投入する日が!
バケツをひっくり返したかのような激しい豪雨に見舞われた中でのキャンプデビューでした!
どこのキャンプ場に行こう?
「明日キャンプに行く」と決まって、まずはキャンプ場探し。
どこのキャンプ場に行くかは僕に一任している状態です。
上述のように突然のことだったので、近場で済ますにしても・・・
「どこに行こう?」
川にしろ湖にしろ、とりあえず水場のあるところに行くつもりでした。
なので、道志か富士五湖辺りで。
諸々の事情(特に懐事情)を考えて、今回は道志川沿いにあるキャンプ場、しかも一番手前(相模原寄り)にある『新戸(しんど)キャンプ場』へ行くことにしました。
新戸キャンプ場へGO!
当日の朝は快晴。
ただし予報では「午後は不安定で雷雨があるかも」みたいなことを言っていました。
雨に降られなければいいんですが・・・ちょっと心配。
自宅から持って行った食材は2人分のビールとお米、調味料のみ。
ということで、キャンプ場へ向かう道中で食材の買い出しです。
サイトでガッツリ料理するのもめんどかったので、ステーキ肉にソーセージ、カップサラダやお菓子など簡単に食べられるモノを適当に買い込んで突撃!
あ、あと水も。(ウォータージャグ持っていないので)
以前から100均でウォータージャグを買おうと思いつつ、買いそびれが続いて今に至ります。。。(^^;
そんなこんなで、約1時間前後で現着。
近すぎず遠すぎずの程よい距離です。
キャンプ場入り口の道路がかなり狭いので、大型車で行くときは注意!
キャンプ場のHP(ホームページ)にも記載されているので事前に分かっていたんですが、実際に通ってみるとかなり狭かったです。
これは油断してると「ガリッ」となっちゃうかも?(写真は撮り忘れました。。。)
楽しいキャンプが台無しになってしまうので、入り口付近は特に慎重な運転を。
サイトはこんな感じ
到着したのは昼過ぎ(くらいだったかな?)だったんですが、やはり平日ということで空いています。
みなさん、「目の前が川」というロケーションを選んでテントを設営していますね。
どうやら、まったりと落ち着いたキャンプを楽しめそうな予感!
川を目の前にして設営
なるべく隣に並ばれないように、端っこの方へ。
そして、周りのキャンパーさんと同じように川を目の前にして設営。
「川沿いのキャンプ場なんだし、どうせなら川を目の前に設営したい。」
そう思っていたので、満足のいく設営場所です。
ただ、設営中この場所はずーっと「日なた」でした。
おまけに気温も高かったので、設営後には汗だくで着ている服もびちょびちょに。
そこまで標高の高いところでもなかったせいか、普通に暑かった。。。
テント、タープの奥はちょっとした崖のようになっており、河原へ行くにはそこを降りて行く感じです。
せっかくなので、河原まで降りてみました。
場所的に一番手前(相模原寄り)でもそれなりの透明感、そして冷たくて気持ち良かったです。
ついでにチタンペグの確認
実はこのキャンプ場を選んだ理由のひとつに、「硬そうな地面」というのもあります。
何故かと言うと、チタンペグの強度っぷりを確認してみたかったから。
事前にHP(ホームページ)で確認済みでしたが、実際に行ってみるととても硬そうな砂利の地面。
そこらにある砂利の駐車場みたいな感じです。
この硬い地面でチタンペグがどうなるのかを確認したかったんです。
お構いなしにハンマーでガンガンぶっ叩いてみました。
何本かは、明らかに地中で石にぶつかっている音もしていました。
ですが、確認してみると曲がりもなく全く問題なし。(主観です)
「チタンペグすげえ!」
と改めて感心。
これは買って正解だったかも!
まずは軽く腹ごしらえ
設営を済ませてひと段落したら、まずは軽く腹ごしらえ。
バーナーを使って焼いたソーセージをつまみに、ビール(発泡酒ですが)を。
写真には写っていませんが、既にそれぞれ2~3本ずつ空けちゃってます。(^^;
場内施設のチェック
軽くお腹が満たされたところで場内を散策しようと思っていたんですが、あまりの暑さでグッタリしていたので断念。。。
場内施設のチェックだけ済ませることに。
(酔っぱらってヘロヘロになっているわけではありません(笑))
まずはトイレから。
決して「すごくキレイ」とまではいきませんが、しっかりと清掃されている印象。
2か所ほどあるようですが、解放されているのは管理棟から近い1か所のみでした。
とりあえず、必ず使用するであろうトイレはチェック必須です。
使用可能なトイレを下ったところにコインシャワーがあります。
料金は5分間で400円、21時まで使用可能。
全部で3部屋ありますが、一番奥の部屋は故障中で使用不可でした。
設営でめちゃくちゃ汗をかいたので、終了時間の迫った20時過ぎにシャワーを浴びました。
右手に売店(閉まっていますが)、その前には炊事場が。
設営した場所のすぐ近くに炊事場があったので、ここは使うことは無さそう。
自動販売機はコインシャワーのところにもありました。
焚火
ひと通りの施設チェックを終えてしばらくの間まったりと過ごしたところで、そろそろ焚火をすることに。
ちなみに直火は禁止です。
使用する焚火台は「RSR Naturestove(ネイチャーストーブ)」。
テントやタープとともに、今日がキャンプデビューの焚火台です。
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薪を準備
薪はキャンプ場で購入するつもりでした。
そして、ライターを忘れたことに気付いてチャッカマンも一緒に購入。
いや~無駄な出費をしちゃいました。。。(^^;
大きな焚火台ではないので、購入した薪をそのまま投入するのはキツそうです。
せいぜい1~2本といったところでしょうか。
ということで、バトニングしました。
使用したナイフはMorakniv(モーラナイフ)の「Companion Heavy Duty( コンパニオン ヘビーデューティー ) Black」。
ステンレス製のヘビーデューティーです。
薪が硬すぎて刃が進まないモノが数本あったものの、なかなかの切れ味。
お気に入りのナイフです。
火熾し
バトニングで薪を準備したら、いよいよ火熾し。
と、火が落ち着いてきたところで雲行きが怪しくなってきて雷鳴が。
う~ん、これは嫌な予感。。。
やっぱり降ってきた
ほどなくして激しい雨が降ってきました。
降り出すまでがあっという間だったので、大慌てであれこれ退避。
諸々を退避させた後、タープ下でボケボケと。
ふとテントを見ると・・・
「テント、めちゃくちゃ撥水してる!」
耐水圧が5,000mm あることは知っていましたが、まさかこんなに撥水するとは・・・
一緒に設営している DD SuperLight Tarp とは大違いです。
「もしかして、タープに強力な撥水スプレーすればいいんじゃね?」なんて思ったり・・・
よく分からないんですが、実際はどうなんでしょう?(^^;
30分程度で天気回復
30分後くらいでしょうか?
雨も上がり青空が見え始めました。
周りを見渡してみると、そこら中に水溜りが・・・
タープには水滴がびっしりですが、テントにはほとんど水滴が残っていません。
う~ん、素晴らしい撥水力。
見るも無残な姿になった焚火台。
もうこのまま焚火を終了しようかとも思いましたが、よく考えたらまだ数十分程度しか使用していません。
しかも今日は使い始めのデビュー戦。。。
タープ下に避難させていた薪もまだたくさん残っています。
雨が吹っ掛けてちょっと湿っぽくなっていますが、なんとか使えそうな感じ。
ということで、気を取り直して再度焚火を楽しむことに。
晩飯で起こったアクシデント!
無事に火熾しをしてしばらく焚火を楽しんでから、そのまま晩飯の用意。
とは言っても、ご飯を炊いてステーキ肉を焼くだけですが。
ご飯(2合)はクッカーで、ステーキ肉は家で眠っていた 20cm のフライパンを使用。
そして炊飯時にアクシデントが!
ゴトクの上に置いたり立てたりして、湿っぽくなった薪を乾かしながら炊飯していたんですが、気付けばこんな状態に。
どうやら結構な負荷が掛かっていたらしく、丈夫なチタン製リフレクターが凹んじゃいました。
デビュー初日にして傷物に・・・(泣)
ご飯とステーキは上手く出来上がりました。
リフレクターの凹んだ焚火台の目の前で、複雑な気持ちで喰らってやりましたよ!
味は普通に美味しいんですが、何とも言えない気持ちです。。。
炊飯中に(僕的にはとても大きな)アクシデントがありましたが、焚火台の使い勝手はとてもgood!
ゴトクがフレームと一体化されているので、安定感は抜群です。
そして、火力も全く問題なし。
「デュオキャンではちょっと厳しいかな?」と思っていましたが、個人的には全然気になりませんでした。
Amazonや楽天での取り扱いがないのがちょっと残念ですが・・・
キャンツーやソロ、デュオキャンにもぴったりの焚火台!
RSR Naturestove(ネイチャーストーブ) 、とても良いです!
2度目のゲリラ豪雨襲来
晩飯とシャワーを済ませてまったりしていると、本日2度目のゲリラ豪雨襲来!
夕方の雨も激しかったですが、それとは比較にならないくらいの大雨。
バケツをひっくり返したかのような雨です。
ちなみに、夕方の雨をもう一度確認してみると・・・↓
やっぱり激しさが全然違う!
諸々のキャンプギアは退避させたままだったから良かったものの・・・
「帰りてえ!」
このときばかりは本気でそう思いました。。。(^^;
タープ下にもかなり雨が吹っ掛けてきます。
さらに、タープの内側もずいぶん湿ってきました。
このままここに居てもしょうがないので、早々にテントへ避難することに。
その後、たぶん1時間以上は降り続いたと思います。
雨音が静かになってきた頃に、ふて寝してやりました。
ほとんど無風だったので不快指数MAXでしたが。。。
未明から朝方にかけて、またまた雨が降っていたと思われます。
寝ぼけていただけかもしれませんが、確かに雨音を聞いた気がするので。
そして、翌日・・・
翌朝、既に雨は止んでいました。
昨日の雨が嘘のような、とても穏やかな朝です。
テントはどうなってる?
テントを見てみると、ほとんど水滴が残っていません。
いやいや、素晴らしい!
昨晩の激しい雨で、だいぶ撥水性能は落ちたと思いますけど。。。(^^;
フライの内側とインナーテントは結露していました。
状況を考えれば、まあこれは仕方がないかと。
それ以外では特に変わったところはありません。
さすが高スペックテント、あの激しい雨でも全く問題なしです!
そしてもうひとつ。
「スコーピオン3」は3人用のテントということですが、やはり3人では厳しいと感じました。
これは、僕的には予想通り。
主観ですが、「スコーピオン3」がデュオキャンでちょうど良い感じだったので、2人用の「スコーピオン2」ではストレスを感じそうです。
僕はある程度のゆとりが欲しかったので、我ながら正しい選択だったと思っています。
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タープは?
タープには水滴がびっしり。
タープ下に置いてあったチェア、テーブルやその上の小物類も全体的に湿っています。
ただし昨晩の激しい雨がだいぶ吹っ掛けていて、そのときからこんな状態でした。
さらに言うと、昨日と比べて状態が悪化しているようには感じません。
なので、特に不満はないです。
テントにこそ及びませんが、もともと耐水圧3,000mm を誇っているタープ。
昨晩の状況を踏まえると、個人的には上等だと思っています。
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撤収準備
川の方に目をやると、こちらも何事もなかったかのように穏やかな感じ。
しかし、テントやタープを含め全てが湿っぽく、確実に爪痕が・・・
とりあえず軽めの朝食をとりながら乾かします。
帰ってから改めてしっかりと湿気を飛ばして片付けるつもりなので、適当に車に突っ込んで9時過ぎに撤収しました。
まとめ
今まで経験したことのないような激しい豪雨に見舞われたキャンプ。
散々な目に遭って一時的なホームシックにも襲われましたが、何とかやり過ごせました。(笑)
テントやタープなど、耐水性能を確認できたことは収穫と言えば収穫ですが・・・
出来れば雨のキャンプは避けたいところです。(^^;
それにしても、あの激しい豪雨を凌いだテント「スコーピオン3」には特に脱帽しました!