ミドル(セカンド)レイヤーとは、アウターであるスノボウェアとベースレイヤーの中間着を差します。
昼食時や室内で休憩するときにはジャケットを脱ぐこともあるので、人に見られる機会も多いと思います。
また、春スキーなどの暖かい日にはジャケットを着用せずにパーカーなどのミドルレイヤーで滑っている方を見かけることもありますよね。
人目につくウェアと同じように、こだわりを持ってミドルレイヤーを選ぶ方もいます。
流行に敏感なおしゃれボーダーの方は全体的なレイヤリングやシルエットも含めてチェケラッチョしまくりではないでしょうか?
ここでは、一般的にミドルレイヤーとして使用されることの多いインナーをまとめてみました!
レイヤリングとは
レイヤリングとは『重ね着をする』ことです。
- 吸水性と速乾性のベースレイヤー
- 保温性のミドルレイヤー
- 防水性と撥水性のアウターシェル
というように、3レイヤーという考えが一般的です。
ザックリとした説明ですが、中が蒸れないための透湿性なんかも必要な要素になります。
改めて考えれば全くその通りなんですよね。
昔はそんなこと微塵も考えすに適当に着たいものを着ていました・・・(^^;
綿素材のTシャツやロンTをベースレイヤーとして着用して汗やコケたときの雪で濡れまくったこともありました。
「おしゃれに着こなしてさっそうと滑りたい!」
という気持ちのほうが強かったので一般的な3レイヤーの考え方なんて全く頭に無かったんです。。。
紆余曲折を経て学習し、今となっては実用性第一!(笑)
ミドルレイヤーあれこれ
「ユニクロ」や「しまむら」などの洋品店にあるリーズナブルなものを着用している方もいれば、ご自身で所持しているボードやそれに関連したブランドのパーカーやトレーナーを着用している方など、考え方やこだわりによって実に様々。
そんなこんなでミドルレイヤーのあれこれです!
フリース
老若男女を問わず、着用率が一番高いのはフリースではないでしょうか?
その中でも、着脱が楽にできるフルジップタイプが多い印象です。
「ユニクロ」などの洋品店でリーズナブルに手に入れることができるのも大きな要因でしょうかね?
実際に愛用もしていますし、決して悪い商品ではないです・・・が、フリースはアウトドアブランドやスノースポーツブランドのものがおすすめ。
決定的な違いは『着用する環境』です。
「ユニクロ」などの洋品店のものはタウンユースを想定しているはず。
それに対してアウトドアやスノースポーツのブランドは、例えばストレッチ素材を使用していたり、その快適性や保温性のレベルは全然違います。
比例して値段も高くなりますが、過酷な環境下で着用する場合にはたいへん重宝します。
1シーズンに何度もスノボに行くならひとつは持っておきたいアイテムです。
patagonia(パタゴニア)
R2ジャケット
抜群の機能性を誇るフリースです。
値段もヤバいですが。(^^;
出典:patagonia
R1~R4まで展開していて、R1が一番薄い生地になります。
定番フリースといえばこのR2ジャケット。
モフモフして肌触り良く、保温性も抜群です。
mont-bell(モンベル)
クリマプラス100ジャケット
こちらもかなり高評価のフリースです。
このほか、「クリマプラス200ジャケット」や厚地の「クリマエアジャケット」も人気です。
出典:mont-bell
「クリマプラス100」はストレッチ性にも優れ、アクティビティにもピッタリ!
袖口には親指を通せるサムホールも付いています。
パーカー
フリースに次いで多いでしょうか。
若い方の着用率が高いようですね。
実用性でいえばプルオーバータイプよりフルジップタイプのほうに分がありそうですが・・・そこは好みでしょうね。
降雪時や風の強いときなどにフードを被れば保温性が上がり暖かいです。
しかし、コケたときやパウダースノーで豪快にスプレーを巻き上げたときなど、フードが受け皿のようになり首筋から雪が入ってくることがあります。
また、滑っている最中にフードが気になってしまう方もいるようです。
6~7年前だったでしょうか?
丈の長い「トールパーカー」が大流行したのを覚えています。
出典:Amazon
その当時ソッコーで手に入れたんですが、防水や撥水加工が全くされていないものだったので、一度でもコケたら雪まみれになっていましたね。
機能面を全く考えずに見た目で即買いしちゃいました。。。(^^;
もちろん、今でも見かけます。
最近のものはしっかりと防水や撥水加工がされているものも多く、おしゃれなデザインのものも出ていますね。
ACC(ASIAN CAN CONTROLERZ)
トールパーカー
ACC(ASIAN CAN CONTROLERZ) のトールパーカーです。
ボードやウェアなども展開しているスノーボードブランドになります。
出典:Amazon
デザイン性もあってカッコイイです!
たまたまなのかは分かりませんが、よく利用しているゲレンデでトールパーカーのみならずボードやウェアもここ最近よく見かけますね。
purplecow(パープルカウ)
トールパーカー
パープルカウのトールパーカーです。
トールパーカーの存在を初めて知ったのはパープルカウのものでした。
懐かしいです。
出典:Amazon
レビューを見ると全体的に評価も高いですね。
シンプルなデザインなので、タウンユースとしても活躍しそうな感じ。
AA HARDWEAR(ダブルエーハードウェア)
パーカー
スノボウェアとしても人気のあるブランド「AA」のパーカーです。
出典:Amazon
スケートブランドである『THRASHER』とのコラボモデルなどはよく見かけます。
VOLCOM(ボルコム)
パーカー
ボルコムも人気のあるブランドですね。
出典:Amazon
種類も豊富にあるので、選ぶのに頭を悩ませそうです。
トレーナー
トレーナーを着用している方も結構見かけます。
バートンやボルコムなど、ボードに関連したブランドのトレーナーを着用している方が多い印象です。
パーカーなどにもいえることですが、スノボブランドなどのトレーナーは袖口に親指を通すための穴(サムホール)が開いているものがあります。
何かの拍子で袖口がズレ上がるのを防止したり、雪が入ってくることも防ぐことができるので(ある程度ですが)あれば便利です。
ちょっと肌寒いときなんかも役立つのではないでしょうか。
トレーナーを選ぶ際にも防水や撥水加工されているものがおすすめなんですが、パーカーと比較すると少ない印象。
加工されていないただのトレーナーならたくさんあるんですが・・・
BURTON(バートン)
トレーナー
もはや説明のいらない有名ブランド、バートンのトレーナーです。
出典:Amazon
トレーナーでは断トツで着用率が高い(?)・・・気がします。
ご紹介しているボンデッドクルーは評判も上々です。
ダウンベスト
アウターとしてではなく、ミドルレイヤーとしてダウンベストを選択するのもアリです。
出典:Amazon
ジャケットになると腕が引っ張られるので動きづらいと思いますが、ベストであれば問題なし。
胴体部分はしっかりと保温してくれます。
色々と使えるので重宝するアイテムです。
ロンT/シャツなど
春スキーなどの暖かい日には活躍するのではないでしょうか?
また、プロテクターの上にロンTを重ね着している方も見かけます。
やはりボードに関連しているブランドを着用している方が多い印象ですね。
ちなみに、ロンTにも着丈の長いものがあります。
まとめ
ミドルレイヤーに求めることは保温性、そして汗などの水蒸気を外に逃がすことです。
見てくれのデザイン性やバランスで選んでしまって本来の目的を果たせないと、それがストレスとなって快適にスノボを楽しめないこともあるので注意が必要です。
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