ビーニーやネックウォーマーなど、首から上の防寒アイテムを着用せずにスノボをしている方をたまに見かけることがあります。
ビーニーは防寒対策としての用途はもちろんのこと、コケたときなどの防護にもなります。
フェイスマスクやネックウォーマーは呼吸がしづらかったりゴーグルが曇ったり、うっとうしく感じている方もいるかもしれません。
しかし、風の強いときや速度を出して滑っているときなどは首元から入ってくる冷気で体感温度がずいぶん変わってきます。
頭や耳、そして首元からの冷気をシャットアウトすれば快適にスノボを楽しむことができますよ!
ビーニー
個人的に頭部にはヘルメットやプロテクターがおすすめなんですが、それらが用意できない場合は最悪でもビーニーを被ることをおすすめします。
ゲレンデファッションの一部として、ウェアやゴーグルなどとのバランスを考えて選ぶのが一般的ですね。
形状
ビーニーにも様々な形状があります。
ひとつずつ見ていきましょう!
シンプル
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シンプルで無難な形状になります。
画像のように頭全体にフィットさせるビーニーもあれば頭頂部にゆとりのあるビーニーもありますよね。
折り返し(カフ)
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折り返し(カフ)のあるビーニーです。
折り返した位置にブランドロゴなどがあるものもあります。
全く気にせずに被るとせっかくのロゴやマークが後ろにきてカッコ悪くなってしまうので注意しましょう。
イカニット
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イカニットです。
ロングビーニーと言われることもあるようですね。
折り返してカフ付きとして使用することもできます。
ボンボン付き
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ボンボンの付いたビーニーです。
カワイイ系のビーニーになるでしょうか。
ボンボンの大きさは小さいものから大きいものまでまちまちですね。
ビーニー自体のカラーと同色のボンボンが割と多いような気がします。
例えば、シンプルなビーニーと複数の原色系のボンボンを別々に用意して、日によって付け替えたりして楽しむといったこともできますよ。
一緒にスノボに行っている連れが実際にそうやって付け替えていましたが、カラーによってはインパクトがあって目立っていました。
つば付き
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つばの付いたビーニーです。
好みが分かれる形状ではないでしょうか?
ゴーグルが干渉したり降雪時にビーニーの上からウェアのフードを被ったりしたときに違和感を感じるので個人的にはあまり好みではないです。
耳当て付き
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耳当ての付いたビーニーです。
これもカワイイ系の印象ですね。
つば付きと同じように好みが分かれると思います。
他の形状のビーニーでも被るときには耳まで被せるので特に必要性は感じないんですが・・・(^^;
カワイイってことで選ぶんでしょうね。
ネックウォーマー付き
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ネックウォーマーとフェイスマスクとの一体型のビーニーもあるみたいですね。
滑っていてズレ落ちる心配は無さそうです。
ただ、飲み物を飲んだりするときに不便さを感じないかが気になるところですね。
選ぶ際の注意点
折り返し(カフ)のものやイカニットを折り返して使用したり、つば付きのビーニーは他のものよりも厚みがあります。
ビーニーを深く被ってゴーグルを装着するときはゴーグルの上部分をビーニーに被せるはずです。
そうなると顔とゴーグルとの段差が大きくなるので、装着したときに隙間がないようにしないとレンズの曇る原因になってしまうので注意が必要です。
ビーニーはサイズの概念がほとんどなく、基本的にはフリーサイズになっています。
ただし、使用しているうちに伸びてしまったり、頭のサイズが小さくビーニーがゆるい場合などは滑っているうちにズレ落ちてしまいます。
これが結構なストレスになるんです。
ちなみに、ゴーグルのベルトで押さえても解消されません。
きつく締め付ければ大丈夫なのかもしれませんが、頭痛の原因になったりするのでおすすめできません。
ブランドものでもない限りは値の張るものでもありませんが、あまりに安価なビーニーや頭のサイズが小さい自覚のある方は頭の片隅にでも留めておきましょう。
フェイスマスク
口元が塞がれるので息苦しいなどのマイナスイメージが先行しているかもしれませんが、意外にメリットの多いアイテムです。
メリット
例えば、真冬の気温が低い朝や夕方などに耳当てやマスクをしない状態で自転車に乗っているときに冷えすぎて耳や顔が痛くなった経験はありませんか?
スノボでも同じように痛くなることがあります。
さらに言えば、降雪時に速度を出して滑っていると降っている雪が顔に当たって痛いんです。
また、ゲレンデなどの雪山では雪面からの照り返しもあるので、気にせずにそのままほったらかしていると帰る頃にはかなり日焼けしています。
スキンケアに気を使っている方にとっては大問題ですよね?
フェイスマスクはそれらの問題を解決してくれます。
フェイスマスクに求める機能面
同じフェイスマスクでも付いている機能によって快適度は変わってきます。
固定方法の違い
ブランドによって固定方法に差があります。
結ぶタイプ
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結んで固定するほかに、ゴーグルのベルトに挟み込んで固定することもできます。
マジックテープタイプ
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結ぶタイプよりも楽に着脱できますね。
被るタイプ
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被るタイプもあります。
ネックウォーマーとの兼用として使用できますね。
耳に引っ掛けられるか?
始めの準備段階でしっかり固定していても、コケたり激しく動き回ったりを繰り返していくうちにズレ落ちてくることがあります。
気になって固定し直そうとするとゴーグルやビーニー、グローブなど他の小物にも影響が出るので結構な手間がかかちゃうんです。
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耳に引っ掛けられるタイプであれば、完全ではないにしろある程度はズレ落ちるのを防止することができます。
口元の構造
息苦しさやゴーグルが曇るといったデメリットがあるんですが、少しでも解消させるために様々な工夫がされています。
中でも2層構造になっているものがおすすめです。
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鼻や口元にあたる部分に穴が開いているものがあり、それらは息苦しさやゴーグルのレンズ曇りには効果的なんですが、飲み物を飲んだりするときに不便です。
画像のような2層構造であれば下からまくり上げなくても飲食することができます。
その他
バンダナなどを三角折りにしてフェイスマスクとして代用することができますが、息苦しかったりゴーグルがってしまう確率は高いです。
防寒という観点からは相反しますが、薄いほうが使い勝手は良いと思います。
ビーニーと同じように、生地が厚いと顔とゴーグルとの段差が大きくなり隙間ができやすくなってしまいます。
また、2層構造ではない場合、飲み物を飲んだりしようとしたときに下からまくり上げるとゴワついてうっとうしく感じると思うんです。
フェイスマスクもファッションの一部としておしゃれなデザインが多いのでお気に入りの一枚を探してみてはいかがでしょうか?
ネックウォーマー
冷え性の方にとっては必須アイテムではないでしょうか?
ビーニーもそうですが、ネックウォーマーはタウンユースにも使えるので汎用性があるのもメリットです。
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安いものであれば千円でお釣りがきます。
コスパは良いと思いますよ。
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ドローコード付きでキュッと絞れるタイプの他に、ジッパータイプのものやボタンタイプのものもありますね。
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ロングタイプのネックウォーマーもあります。
フェイスマスクとしての代用もできますね。
フードウォーマー
より防寒性の高いフードウォーマーも人気があるみたいです。
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ネックウォーマーや、ものによってはフェイスマスクとしても使用することができますよね。
バラクラバ
バラクラバとは目出し帽のことです。
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こちらも防寒性の高いアイテムになります。
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目出し帽といえば、個人的には画像にあるようなものが頭に浮かんで「強盗」や「プロレス」といった怪しいイメージが強かったんですが、最近ではカラーなどデザイン性のあるものも増えてきておしゃれなボーダーに受け入れられてきている印象を受けます。
まとめ
スノボを楽しむときの首元より上の防寒アイテムをまとめてご紹介してみました。
好みもあるので、それぞれのアイテムによって必要性があるのかは人によるところです。
ご自身のスタイルに合わせておしゃれにコーディネートしてみてはいかがでしょうか?