マイカーなどの車で雪山(ゲレンデ)に行くときには、新幹線や高速バスなどの公共交通機関とは違い、「周りに何の気兼ねする必要もない」ということが大きなメリットです。
それだけで道中は気楽なモンですが、どうせだったらそれに加えてできる限り快適に過ごしたいものですよね?
また、道中で何らかのアクシデントがあったときにも自分たちで対応しなければなりませんが、それが些細なことでもなかなか解決しないと、ちょっとしたストレスになっちゃいます。
ここでは、そんなときにあれば便利なお役立ちグッズや車内をより快適に過ごせるアイテムをご紹介していきます!
「万が一」のアクシデントに備えておくための必需品についてはこちらを参考にしてみて下さい。
雪山(ゲレンデ)までのアクセス方法として新幹線や高速バス、マイカーなどの車があります。新幹線や高速バスの利用者のなかには一般客や他のツアー客もいるので、周りに迷惑をかけないような気遣いが必要になりますよね。また、発車時刻もしっかりと決めら[…]
あれば役に立つ!便利グッズ
主に車外で使用するであろう便利グッズです。
スコップ
出典:Amazon
タイヤが「スタック」してしまったときに使用します。
「スタック」とは、ぬかるんだ道や雪の積もった道などでタイヤが空転してしまってその場から動けなくなってしまうことです。
都心で積雪があったときに、ニュースでタイヤが空転している映像がよく流れていますよね、アレです。
スタックする原因は、車重であったり同乗している人数や積んでいる荷物による車のバランス、その場の環境など複合的です。
そのときの状況に応じて対応するのが解消への近道になります。
例えば新雪でハマッた場合には、車を前後にゆっくりと動かしてタイヤ周りの雪を踏み固めるようにすれば動けるようになるかもしれません。
また、ツルツル滑るような状況下ではゴムマットや布などを敷いてあげれば動かせるようになるかもしれませんよね。
様々な状況が考えられますが、スコップがあれば手っ取り早くタイヤ周りの雪を掻き出すことができるので便利です。
「牽引ロープ」も常備していればさらに安心ですね。
「牽引ロープ」について詳しくはこちらを参考にしてみて下さい。
雪山(ゲレンデ)までのアクセス方法として新幹線や高速バス、マイカーなどの車があります。新幹線や高速バスの利用者のなかには一般客や他のツアー客もいるので、周りに迷惑をかけないような気遣いが必要になりますよね。また、発車時刻もしっかりと決めら[…]
もしもスタックしてしまったときには、パニックにならずに落ち着いて行動するようにしましょう。
焦ってアクセルを踏み込んだところで、ますます深みにハマッてしまうことも考えられるので。
解氷スプレー
出典:Amazon
車のウィンドウが凍結したときに使用します。
フロントガラスに薄く氷が張っただけで非常に視界が悪くなってしまうので厄介なんですよね。
家の駐車場などでは色々と手が打てますが、雪山の場合はそう簡単にはいきません。
エンジンを始動して暖房で融けるのを待つだけでは時間がかかってしまいます。
常備しておけば暖房との相乗効果で時短になります。
解氷スプレーの成分はほとんどがアルコールです。
なので、自作も可能です。
市販されているアルコールを用意してアルコール3:水1の割合で薄めて出来上がりです。
意外に簡単に作れるんですね。
フロントガラスに撥水コートしてある場合に影響あるのかが気になるところです。
アルコールを原液で使用しているわけではないので気にするレベルではないとの意見もあれば、多少は影響するとの意見もあるようです。
ちなみに、自作をする際には市販のエタノールでもOKです。
アルコールとエタノールに大きな違いはありません。
アルコールとは『総称』で、エタノールは『アルコールの種類』といったところでしょうか。
スノーブラシ
出典:Amazon
停めておいた車に雪が積もってしまったときに使用します。
スノボを楽しんでいるその当日中にずっと雪が降っていることもあります。
宿泊したときはもちろんですが、日帰りであってもガッツリ積もってしまうこともあります。
積もった雪を手で振り落とすこともできますが、場合によっては体が雪まみれになってしまうこともあるんですよね。
伸縮するタイプのスノーブラシは特に重宝するはずです。
ヘッドライト
出典:Amazon
特にハッキリとした使用用途はありません。
雪山に行くときなどは夜間や早朝の暗い状況の中で運転する機会が多いのではないでしょうか?
何か気になることがあったときに、その場ですぐに照らして確認することができるので一つ積んでおくと便利です。
頭に付けるヘッドライトであれば両手が空くので、作業するのに便利ですよね。
車内を快適に過ごす
車内空間を快適に過ごすことのできるアイテムになります。
ゴムマット
出典:Amazon
車内のフロアマットをきれいに保つことができるゴムマットです。
画像のように液体がこぼれないような3D形状のものがおすすめです。
例えば、ゲレンデの駐車場がコンクリートではなく土だったとします。
春先の暖かい日に滑り終えて帰る際、駐車場がグチャグチャに荒れているときでもゴムマットがあれば車内のフロアマットが汚れてしまうことはほとんどありません。
ゴムマットそのものが汚れたときには、取り出して叩くか水洗いするだけなので手入れも簡単です。
車内用インテリアバー
出典:Amazon
使用できる車種が限られますが、車内でウェアをハンガーごと掛けることができるインテリアバーです。
コンパクトな物干しハンガーなどを用意すれば、ウェアの他にもグローブやゴーグルも掛けることができますね。
ゲレンデで帰り支度をする際にウェアをたたんでバックにしまっても、帰ってから干しますよね?
それを考えると、車からそのまま家に持ち込めるので楽チンです。
ただし、4人、5人分のウェアを掛けるとバックドア越しに視界を確認することが難しくなるので注意が必要です。
毛布・ひざ掛け
出典:Amazon
同じ車内空間であっても、運転席や助手席と後部座席とでは温度差がある場合があります。
また、暑い寒いの感じ方は個人差があるので、ご自身では適温だと思っていても寒いと感じる同乗者の方がいるかもしれません。
特に同乗者の中に女性や小さいお子さんがいる場合には用意しておきましょう。
ちょっと勿体ない気もしますが、スタックしてしまったときにタイヤの下に敷く、といった使い方もできます。
ブラシ・雑巾
出典:Amazon
ウェアやゴーグル、ブーツなどの雪を払い落とすのに使用します。
ボードを車内に中積みしている方は一緒に濡れ雑巾も用意しておいて、片付けついでにエッジを拭いてしまえばサビを防止することができるのでおすすめです。
ボードのメンテナンスについて詳しくはこちらを参考にしてみて下さい。
スノーシーズンも中盤を過ぎると段々とボードが「走らなく」なっていきます。「走らない」ボードは操作性が落ちるだけでなく、突然失速したりしてバランスを崩してコケてしまうことも。打ち所が悪ければケガしてしまうリスクもあります。滑っているときに自[…]
スノーシーズンが終わったら、保管前に済ませておきたいのがボードのメンテナンス。また来シーズンに楽しく滑れるように、ワクシングなどのメンテをしっかりと済ませたうえで保管しておきたいところですよね。愛着のあるマイボード、どうせなら少しでも長く[…]
ウェアやゴーグル、ブーツなどのギアに付いていた雪が融けて車内が濡れてしまうのを防ぐことがます。
まとめ
いかがでしたか?
これらが無かったとしても、「スノボを楽しむことができない!」「スノボに行けない!」といった致命的なアイテムではありません。
雪山に行く度に使用するようなものも多くはないです。
しかし、いざというときにあれば役に立つアイテムばかりです。
必要なものを見極めて道中を快適に過ごしちゃいましょう!