海水浴に行ったときに、敷いてあるレジャーシートやビーチチェアが砂まみれになった経験はありませんか?
汗や海水などで砂が湿ったときの、あのまとわりつく感じは不快ですよね?
さらに、浜辺に持ち込んでいたバックも帰り際に見てみると中が砂だらけなんてことも。
バックの中身をひっくり返して砂を払い落とすのも結構面倒なんですよね。
そんな悩みをスッキリ解消してくれるのが『スナテックス』です!
スナテックスとは
出典:スマートライフ研究所
意外かもしれませんが、スナテックスはレジャー目的で開発されたわけではありません。
もともとは米軍の軍事用途のために開発された素材になります。
主に中東の砂漠地帯で軍用ヘリコプターの離発着の際にプロペラの風圧で大量に巻き上がる砂ぼこりによって視界が悪くなったり、置いてある荷物が砂まみれになったりするのを防ぐために開発された素材になります。
画像を見ても分かる通り、スナテックスシートを敷いてあると砂ぼこりが巻き上がっていませんね。
利便性や耐久性の高さから一般にも水平展開され、レジャーシートやトートバックなどで商品化されたようです。
二層フィルターメッシュ
スナテックスは織り方の異なる二つのメッシュ生地を重ね合わせた二層のフィルターメッシュ構造になっています。
表面の砂は生地を通り抜け、裏面からは砂が通り抜けられないので快適に過ごすことができます。
ドライ生地
メッシュ構造ということもあり、お茶やジュースなどの飲み物をこぼしても通り抜けます。
また、素材として多く使用されている「ポリエチレン」は速乾性のあるドライ生地なので、常にサラリとした触り心地です。
スナテックス製品
スナテックスを使用した製品はいくつかあります。
順番に見ていきましょう!
レジャーシート
主に海で使用する「レジャーマット」アウトドア全般で使用する「レジャーマット【ライト】」があります。
レジャーマット
出典:スマートライフ研究所
商品型番 | sut003-1 sut003-2 sut003-3 |
カラー | スカッシュブルー |
材質 | 50%HDPE、50%PVC *HDPE(高密度ポリエチレン) PVC(ポリ塩化ビニル) |
サイズ(cm) | 2人用:100×200 4人用:155×200 5人用:200×200 |
重量 | 2人用:1.5kg 4人用:2.2kg 5人用:2.7kg |
海水浴など、主に海での使用に特化したマットになります。
真夏の強い日差しで焼かれて熱くなった砂の上に敷いても問題なく使用できるように、レジャーマット【ライト】と比べて遮熱性に優れています。
照り返しによる紫外線も90%カットしてくれます。
たとえ照り返しの紫外線であっても、決してバカにできませんからね。
特にスキンケアに気を使っている方にとっては嬉しい機能なのではないでしょうか?
また、たとえ穴が開いたとしても、ほつれてそれ以上穴が広がらないような伝染防止加工がされているので耐久性にも優れています。
しっかりとした作りで重量もあるので、ちょっとした風で捲くれ上がったり煽られたりといった影響も少ないです。
ただし、移動する際の持ち運びやコンパクトさなどを重要視している方にとっては、逆にその重さをデメリットとして感じてしまうことがあるかもしれません。
出典:スマートライフ研究所
海に入ったときなど、体が濡れている状態だと砂がまとわり付いてきます。
特に足は油断していると、すぐに砂だらけになっちゃいますよね。
レジャーシートの上で休憩する際には、なるべく砂が乗らないように体に付いた砂を振り払ってから、という方は多いと思います。
それって結構面倒くさくないですか?
レジャーマットなら、そんな気を使う必要もなくそのままでOKです!
砂はすべて通り抜けるので、あのザラついた不快感もなくいつでも快適に過ごせちゃいます!
レジャーマット【ライト】
出典:スマートライフ研究所
商品型番 | s0075 s0076 |
カラー | オレンジ/ベージュ ブルー/ライム |
材質 | 100%HDPE *HDPE(高密度ポリエチレン) |
サイズ(cm) | S:183×183(3人用) M:244×244(6人用) L:305×305(9人用) |
重量 | S:1.4kg M:2.7kg L:4.1kg |
Dカン | S:8箇所 M:12箇所 L:16箇所 |
アウトドア全般で使用するマットになります。
その名の通り、レジャーマットと比較して軽量化されています。
展開されているサイズも大きいですね。
出典:スマートライフ研究所
すべてのサイズでペグ穴となるDカンが付いているので、キャンプにも良さげです。
もちろん、キャンプだけでなくBBQやピクニック、お子さんの運動会などでも活躍するでしょうね!
1人用のマットもありますね。
「レジャーマット【ライト】」ではなく、「パーソナルマット」という商品名になるみたいです。
出典:スマートライフ研究所
商品型番 | sut004-1 |
カラー | オレンジ |
材質 | マット素材:100%HDPE *HDPE(高密度ポリエチレン) バッグ素材:ポリエステル100% |
サイズ(cm) | 92×92 |
重量 | 385g |
面積も小さくコンパクトになるので、気軽に持ち運ぶことができます。
バッグ
バッグも一つだけではなく、いくつかのバリエーションがあります。
レジャーバッグ
出典:スマートライフ研究所
商品型番 | sut002 |
カラー | スカッシュブルー |
材質 | 75%HDPE、25%PVC *HDPE(高密度ポリエチレン) PVC(ポリ塩化ビニル) |
サイズ(cm) | 幅43.2×高38×奥19 |
重量 | 600g |
既にご紹介したレジャーマットと同じ素材になります。
レジャーマット同様、夏を意識した爽やかな印象ですね。
水分をはじくドライ素材なので、いつでもサラッとした触り心地です。
出典:スマートライフ研究所
荷物がたっぷりと入るサイズで、バッグ内部に小物を入れられる仕切りがあります。
スマホや財布などを入れておけば、必要に応じてすぐに取り出すことができるので便利です。
出典:スマートライフ研究所
米軍に採用されるほど丈夫な素材であることに加えて、バッグの底となる部分や手に持ったり肩に掛けることのできるハンドル部分など、負担の大きい部分にはステッチ加工でさらに耐久性を高めています。
もちろん、穴が開いてしまったときの被害を最小限に食い止める伝染防止加工も施されています。
トートバッグ
3つのタイプに分かれます。
オープンタイプ
出典:スマートライフ研究所
商品型番 | s0069 |
カラー | オニキスブラック ターコイズブルー |
材質 | 75%PEs、25%PVC *PEs(ポリエステル) PVC(ポリ塩化ビニル) |
サイズ(cm) | 幅65×高41×マチ24 |
重量 | 550g |
レジャーバッグよりも少し大きめのサイズになります。
逆に重量は50g軽くなっていますね。
出典:スマートライフ研究所
バッグの外側と内側に収納ポケットが付いています。
仕切りではなくボタン式のポケットになっているので、何かの拍子で不意に落とすリスクは少なそうです。
ファスナータイプ
出典:スマートライフ研究所
商品型番 | s0070 |
カラー | カーキグリーン ピュアレッド |
材質 | 75%PEs、25%PVC *PEs(ポリエステル) PVC(ポリ塩化ビニル) |
サイズ(cm) | 幅60×高35×マチ25 |
重量 | 620g |
スナテックス素材のバッグの中で、唯一のファスナータイプになります。
他のバッグと比べて防犯性も高く、中身を見られにくいのもメリットですね。
出典:スマートライフ研究所
こちらもボタン式の収納ポケットが付いています。
内側のポケットはオープンタイプと同じ大きさになるでしょうか。
外側は両サイド部分に大きめの収納ポケットが2つあります。
利便性も高そうですね。
ボーダータイプ
出典:スマートライフ研究所
商品型番 | s0071 |
カラー | ネイビーボーダー |
材質 | 75%Co、15%PU、10%PE *Co(コットン) PU(ポリウレタン) PE(ポリエチレン) |
サイズ(cm) | S:幅50×高27×マチ15 M:幅46×高37×マチ15 L:幅61×高42×マチ20 |
重量 | S:360g M:465g L:630g |
S、M、Lのサイズ展開されているトートバッグになります。
サイズ展開されていることから、一番人気のあるタイプになるのではないでしょうか?
マグネット式のボタンで開口部を閉じられる仕様になっています。
出典:スマートライフ研究所
それぞれのサイズごとにしっかりとポケットも付いていますね。
ご自身で使用するサイズを選ぶことができるので、タウンユースとしてもぴったりなのではないでしょうか?
ダッフルバッグ
出典:スマートライフ研究所
商品型番 | s0078 |
カラー | ホワイトネイビー ネイビーボーダー |
材質 | 80%Co、10%PU、10%PE *Co(コットン) PU(ポリウレタン) PE(ポリエチレン) |
サイズ(cm) | S:幅31×高52 底部:幅28×奥24 |
重量 | 700g |
ご紹介しているバッグの中では一風変わったダッフルバッグになります。
開口部をキュッと絞れるので、ファスナータイプと同様に防犯性も高いです。
出典:スマートライフ研究所
必要性の高いものは外側に付いている収納ポケットに入れておけばサッと取り出すことができますね。
ビーチチェア
出典:スマートライフ研究所
商品型番 | s0072-1 |
カラー | スカッシュブルー |
材質 | 背もたれ:100%PE マット部:(表)70%PVC、30%PEs (裏)100%PEs、25%PVC パイプ部:スチール *PE(ポリエチレン) PVC(ポリ塩化ビニル) PEs(ポリエステル) |
サイズ(cm) | 収納時:52×52 使用時:(背もたれ)52×52 (マット)104×52 |
重量 | 1.5kg |
角度調整 | 130~160度 |
マット部分はレジャーマットと同じ素材になっています。
遮熱性やベタつかないドライ生地など、レジャーマットの持つ特徴をそのまま引き継いでいます。
出典:スマートライフ研究所
背もたれの背面にはスマホや財布などを入れられる収納ポケット付きです。
また、角度調節機能の付いた背もたれがあるので、よりリラックスして海水浴を楽しむことができます。
持ち運びに便利なショルダーベルトも付いていますね!
ビーチワゴン
出典:スマートライフ研究所
商品型番 | s0074-1 |
カラー | レッド×ブラック |
材質 | カバー:100%PEs 本体メッシュ部:100%PVC *PEs(ポリエステル) PVC(ポリ塩化ビニル) |
サイズ(cm) | 収納時:幅52×高84×奥21 使用時:縦52×横92×高67 (ハンドル側85~112) |
重量 | 11.5kg |
荷過重 | 68kg |
多くの荷物を一度に運ぶことのできるビーチワゴンです。
砂浜でも楽に移動できるように太いタイヤが付いていますね。
出典:スマートライフ研究所
持ち手となるハンドルは伸縮するようになっています。
また、収納時には場所を取らないように折りたたみ式になっています。
同じ用途で『アウトドアワゴン』もあります。
一番の違いは、砂が通り抜けるスナテックス素材を使用しているのかしていないのか、というところですね。
スナテックス素材ではないですが、メッシュ生地を使用したアウトドアワゴンもありますが。。。(^^;
アウトドアワゴンについて詳しくはこちらを参考にしてみて下さい。
キャンプはもちろんのこと、バーベキューなどの日帰りでのアウトドアでも、それなりに荷物って多いんですよね。コンパクトに収納できるものもあるので一概には言えませんが、大きいものでいえばコンロ、メインテーブルやアウトドアチェア、そして、タープな[…]
遊び道具やクーラーボックスなど、砂まみれのままワゴンに放り込んでも気にしなくていいので楽チンですね!
まとめ
砂まみれのレジャーシートで座ったり横になったりしたときの不快感や浜辺に持ち込んだバッグの中に砂が入ってしまうことは、海水浴に行ったことのある方なら誰でも経験されていると思います。
些細なことなんですが、ときに煩わしく感じることもあるのではないでしょうか?
スナテックス製品であれば、そのストレスからは解放されます!