ルーフラックは車の積載量を増やすことのできるアイテムです。
同じ使用用途としてルーフボックスもありますね。
ボックスなので気象条件に左右されることもなく、積載した荷物の保護にもなって防犯性も高いルーフボックスですが、値段が高い!(^^;
また、駐車場や取り外した場合の保管場所など、諸々の事情により見送っている方もいるかもしれません。
ルーフボックスについて、詳しくはこちらを参考にしてみて下さい。
スノーキャリアやルーフボックスは、かさばるスキー板やスノーボードを車で運ぶ際に活躍するアイテムです。2つを比較すると、スノーキャリアは安価で車への取り付けも楽なんですが、それ以外の目的では使用することができません。一方でルーフボックスはス[…]
それぞれに長所短所がありますが、多くの荷物や道具が必要なキャンプに車で行くときなど、積載問題の解消となる選択肢のひとつにルーフボックスよりも安価なルーフラックがあります!
ここでは、「TERZO(テルッツォ)」と「THULE(スーリー)」のルーフラックに注目してまとめてみました!
「Inno(イノー)」のルーフラックについては別記事でご紹介しているので、詳しくはそちらを参考にしてみて下さい。
アウトドアを楽しむ際の移動手段として、車を利用している方は多いのではないでしょうか?バーベキューや海水浴などはもちろんですが、特にキャンプはたくさんの荷物が必要になるので車移動の方は多いと思います。キャンプにも色々な楽しみ方があり、1人で[…]
TERZO(テルッツォ)
レギュラー(EA303)
出典:Amazon
外寸(約) (長x幅x高cm) | 110x105x8.6 |
内寸(約) (長x幅x高cm) | 96.5×95.5×6.0 |
重量(約) | 6.8kg |
最大積載量 | 100kg |
ベースキャリア形状 | スクエア (EA30ACでエアロバーにも対応) |
テルッツォのEA303です。
コンパクトカーやワゴン車などにおすすめのスタンダードなサイズです。
空気抵抗を低減するエアロフォルムデザイン。
ラック前方下部には風切り音防止の整流板が標準装備されています。
ただし、完全に風切り音を無くすのは不可能だと思います。
車種ごとの個体差や乗り手の個人差にもよるところなので、参考程度に考えておいたほうが無難です。
出典:Amazon
別売りの専用クランプセットを使用することにより、エアロバーにも取り付け可能。
エアロバーへの取り付け時にはラックをバーに固定する留め金具が見えないので、よりスタイリッシュな外観になりますね!
ワイドロング(EA308)/ロング(EA309)
出典:Amazon
EA308 | EA309 | |
外寸(約) (長x幅x高cm) | 150x105x8.6 | 150x50x8.6 |
---|---|---|
内寸 (長x幅x高cm) | 137×95.5×6.0 | 137x41x6.0 |
重量(約) | 8.7kg | 5.0kg |
最大積載量 | 100kg | 左に同じ |
ベースキャリア形状 | スクエア (EA30ACでスクエアバーにも対応) | 左に同じ |
ミニバンやワンボックスなどの大型車に最適なワイド&ロングサイズのEA308。
そして、ルーフボックスなど他のアタッチメント類と併用することができるハーフ&ロングサイスのEA309です。
上述の「レギュラーサイズEA303」のサイズ違いということで、エアロフォルムデザインや標準装備の風切り音防止整流板など、同じ仕様となっています。
ルーフバスケットラック(EA310)
出典:Amazon
外寸(約) (長x幅x高cm) | 105x132x22 |
内寸(約) (長x幅x高cm) | – |
重量(約) | 16kg |
最大積載量 | 68kg |
ベースキャリア形状 | スクエア エアロ |
テルッツォのEA310です。
オプションパーツなしでどちらのベースキャリア形状にも対応しています。
直径40mmのスチールパイプをメインフレームに使用した頑丈なラックになります。
こちらも風切り音を抑制する整流板が付いています。
円形パイプをフレームに使用したブラックカラーなので、通常のラックとはイメージがガラリと変わりますね!
無骨でワイルドな印象です!
出典:Amazon
オプションの専用エクステンションキット「EA310EX」を使用すれば、全長を40cm延長することが可能です。
取り付け、取り外しをこまめにやる場合には多少面倒ですが、その分使い勝手は良くなりますね!
積荷の固定に便利なネット
ラックに積載する際の荷物を固定
するのに便利なネットです。
ホールドネット
出典:Amazon
網目が4cmの細かいネットです。
90x90cmの「EA69GM」、120x110cmの「EA79GL」があります。
外周のゴムには多少の伸縮性がありますが、ネット部分に伸縮性はありません。
軽量物や小さい荷物もしっかりとホールドします。
スパイダーネット
出典:Amazon
網目が7cm間隔のネットです。
90x90cmの「EA69RM」、110x110cmの「EA69RL」があります。
伸縮性のあるネットになります。
大きい荷物を固定するのに最適です。
THULE(スーリー)
Trail 823/824
スタンダードなサイズのTrail823、ワイド&ロングサイズの位置付けになるTrail824です。
国産の「Inno」や「TERZO」とはひと味違ったオシャレ感がありますね!
サイドパネルがアーチ状になっているので国産のラックより全高があります。
ネットやロープで積荷を固定する際のタイダウンループは位置の調整が可能。
積載面には滑り止めのラバー加工が施されており、積荷のガタツキを抑えます。
「付属品が欠品していた」などのレビューが気になるところです。
組み立て作業の前にしっかりと確認をしたほうが良さそうです。
Canyon XT(859XT)
出典:THULE
スーリーの859XTです。
テルッツォの「EA310」と同じように、スチールフレームを使用したタフなバスケットです。
空気抵抗を考えたデザインで、前方部にはロゴの入ったフェアリング。
全体像を引き締めているブラックカラーがクールです!
サイドウォールは角度が付いて広がっているテーパード形状になっています。
荷物の積み降ろしがしやすそうですね!
出典:THULE
別売りの「エクステンション 8591XT」を追加すれば全長が51cm延長可能。
状況に応じて積載量がさらに増やせるのは魅力ですね!
ネット
ネット(TH595/TH595-1)
出典:THULE
網目が比較的大きく伸縮性のあるネットです。
80x80cmの「TH595」、130x30cmの「TH595-1」があります。
フックが「カラビナ」形状になっているので、ネットが絡まることは無さそうです。
ちなみに、「Trail 823」と「Trail 824」専用のロードネットもありますが、値段は3倍近くするようです。。。(^^;
まとめ
これはキャンプに限ったことではないんですが、車で一度に多くの荷物を運ぶ場合に直面する積載問題。
その解決策のひとつとして、ルーフラックがあります。
ルーフボックスと比べると、安価で取り付け時の車高もそこまで大きな影響はありません。
車の積載問題に頭を悩ませているのであれば、ルーフボックスとともにルーフラックも候補として考えてみてはいかがでしょうか?